今年の署名は

去る12月11日に横浜市議会の本会議にて、
今年の学童請願署名の採決が行われました。

結果は不採択(また!)。

請願の不採択に反対する答弁をおこなった
白井正子議員(日本共産党・港北区)の答弁を録画中継で見ました(録画中継

去年、不採択の反対にたった関美恵子議員(日本共産党)の答弁の中継もみましたが、
それと比べて大きな違いが‥!!

それは、他会派からのヤジがなくなった‥こと(笑)

去年は怒号のようなヤジヤジヤジ…に驚きましたが、
今年は不採択だったとはいえ、静かになった分マシでしょうか(‥レベル低い?)。

これも政権が変わって、というか、今までの政権に審判がくだされた影響でしょうか。
もうちょっと普通にならないと(人の話を静かに聞くって常識?)、
市民の声を聞かないと、選挙で見捨てられるゾ、と。

不採択とはいえ、これが学童予算増額の力になっていることは間違いないので、
これからも署名は頑張りたいですね。

それにしても、採択するって、そんなに大変なことなんでしょうか‥。

ある地域の学童連協では

「不採択というのは、もうすでに市として取り組んでいるので、
採択する必要はないという意味です」

というようなことを言う人もいると聞きましたが、
それはどうなんでしょう。

市ですでにやっていることなら、そもそも署名なんか集めなくていいはず‥。
署名をやるからには、きちんと採択してもらえるようにしたいですね。

学童「保育」

先日、学童の懇談会がありました。

いつものことながら、
子どもたち一人一人の成長を見守る先生の視点が
あたたかく、鋭いなぁと。

子どもたちが通っていた(る)保育園のベテランの先生に聞く
子どもの成長の様子もとても参考になり、ありがたかったですが、
学童の先生の目線も本当にありがたい。

親としては、子どものダメなところにやっぱり目がいきがち‥(笑)

「学童でこんなことができるようになりましたよ」
「みんなのなかで、こんなふうに関わっていますよ」

とかとか‥毎日毎日、みていてくれる先生だからこその言葉。
これこそ、学童「保育」です。
ただ、子どもが預かってもらえればいいという、学童「保管」ではありません。

夫婦喧嘩

学童とは直接関係ありませんが、未来の学童児の我が家の次男(5歳)の話。

先日、私たち夫婦が、恥ずかしながら、朝から夫婦喧嘩をしていたのですが‥

私「さっき、お父さんとお母さんが喧嘩してたのわかった??」
次男「そりゃ、わかるよ」
私「どう思った?」
次男「ん〜、まぁまぁ(落ち着いて)って思った
   で、仲直りできたの?」
私「あ、はい‥」
次男「早!」

‥5歳とは思えない落ち着きぶり。
親のほうがもっと落ち着かなくてはいけません(笑)

子どものお小遣い

学童でも、時々話題になる「子どものお小遣い」。

そもそも、お小遣いを「あげる」「あげない」から
実際に、それをどうやるのかまで、様々。

「子どものお小遣い」が話題になるのは、
子どもが欲しいものと大人が与えられる(与えてもいいと思う)ものとの
バランスが難しいからなんでしょうか。

子どもの欲しがるものを我慢させすぎず(他の子との関係もあるしね)
かといって、過度に与えすぎず‥

なおかつ、子どもにお金の大事さを実感しながら、
管理す力を身につけさせてほしい‥

まぁ、大人だって衝動買いがあるのですから、
子どもにだけ「お金を管理する力」を求めるのも勝手な話なんですが(笑)

ちなみに、我が家は「お小遣いをあげる派」でが、試行錯誤がありました。

小学校入学当初は、「お小遣いをあげない」で
必要なときに相談して買うというやり方をとっていました。

でも、お正月に夫の兄が

「お年玉もらうと、母さんが必ず『勉強に使うものだけ買っていい』っていうのが、
本当にイヤだったなぁ。なんで、自分のお金なのに自由に使えないのよって」

と言っているのを聞いて、
たしかに、いつも大人に相談するやり方だと、
大人の経験や判断ばかりが先立って、
子どもが自由に選ぶチャンスも失敗するチャンスもないなぁ‥と思い直し、
「お小遣いをあげる」ことにしてみました。

それで、毎月お小遣いを現金で500円づつあげることにしましたが、
いきなり、これが失敗。

なぜなら、あげたその日に全部使ってしまう事件が
2ヶ月連続で発生‥(汗)

それで、お小遣いを現金ではなく、
「お母さん銀行」に預けているという形で支給することに変更。

500円以内で自由に欲しいものを買いますが、
事前に「お母さん銀行」に相談があるので、
それなら、こういう風に買ったらいいんじゃないかとか、
こっちのほうが安いとか、
もう少し貯めないと買えないとか、
アドバイスができるようになりました。

お小遣い帳を通帳代わりにして。

好きなものを買うにしても、実際に買う前に、
ワンクッション(冷却時間を)おくことで、
「これ欲しかったけど、やっぱりこっちにした」とか
より計画的に使うようになりました。

「いまお小遣いの残りは、○○円だから‥」
「先月の残りが12円あったはず!」

まるで主婦‥笑。

ちなみに、おもちゃも原則、お小遣いの範囲!です。

男心

最近、学童で宿題をやってこなくなって長男。

私「今日学童で宿題やった?」
長男「やった‥」
私「すごいじゃん」
長男「あ、ウソ‥やってない(笑)」
私「ぷ。なんで、ウソつくのさ。ちなみに学童で宿題やる子もいるけど、
  他の子が宿題やってる間、何やってるの?」
長男「遊んでる‥」

そんなに宿題にカリカリこだわっているわけでもないですが、
宿題をやっている子の側で遊んでいるなんて、一緒にやればいいのに。

というわけで、先生に「最近、宿題やってこないんですよ」と言ってみたところ、
先生から長男に「宿題やろうよ」と声かけがされた様子。

その日の帰りは、長男は、相当、むくれておりました‥(笑)

長男「なんで先生にいうのさ!!」
私「だって、宿題やんないんだもん」
長男「ふんっっ!!!!」

帰宅後、夫に事情を話すと

夫「○○(長男)は学童で、めっちゃ頑張ってんねん。
  だから先生にチクられたから傷ついたんやろ」

‥なるほど、そういうこともあるのか。男心に鈍感な母です。

学童保育の民営化って?

東京に住む知り合いから、こんなメールが来ました。

「学童の民営化、とくに株式会社への委託についてどう思う?」

とのことでした。

この知人の住む地域で、保育園と児童館、学童を一体にした施設をつくって、
その運営を一括して民間委託しようという計画があるらしいのです。

学童の民営化‥といっても、そもそも横浜はすべて民設民営ですが‥(笑)

なので、「学童は公営と民営のどちらがいいか」といわれると困ってしまうのですが、
いずれにしても、子どもにふさわしい環境とスタッフ(育成も含めて)がいること、
保育の質を確保するためにスタッフの待遇や研修がきちんとなされること、
が大事なのかなぁと思ったり。

個人的には、利益目的になりがちな株式会社というのは、
不安かなという気もします。
とくに会社の経営次第で撤退などもあったり、不安定な要素が多い気がします。

私の近隣でも、株式会社がやっている保育園が2園ほど閉園。
育休明け保育をアテにしていたママさんたちから悲鳴が上がっていたりして。

公の施設を利用していても、経営者やスタッフがいきなり入れ替わる可能性があるし、
横浜の保育園民営化裁判では、それは子どもによくないって判決が出ましたけど、
学童でも同じじゃないかなという気がします。

学童育ちの私からすると、同じ先生がずっといる!ということは
すごく大事なことな気がします。

そう考えると、安定した運営というのも、大事な気がします。

その点で、民設民営の横浜学童の努力は本当にすごい!と思いますし、
そうした父母や指導員の努力に任せっきりにしないで、
市が安定した運営のための保障にもっと乗り出してほしいなぁと思います。

そう考えると、やっぱり公営で、かつ父母の要望(6年生まで受け入れを、とか)にもっとこたえた学童というのが理想型なんでしょうか‥

みなさんは、どう思いますか??

いい学童を選ぶポイントは?

またご無沙汰してしまいました‥笑。

さて、実は最近、このブログを見てくださった方から

「どういう基準で学童を選んだらいいか」

という質問をいただきました。

各ご家庭の事情も考え方、学童に求めるものは様々ですので
一律な基準はないと思うのですが、
自分が働き続けるためにも、まずは、
子どもが通い続けたいと思える場所を探していた我が家の独断と偏見で、
学童を見学する際のポイントをいくつか考えてみました。

①高学年の在籍率が高いかどうか
 子どもは正直な生き物ですから、楽しいところ、居心地のいいところからはなかなか離れません。逆に、イヤなところはすぐにやめます。ですので

「高学年の在籍率が高い
 =子どもにとってなくてはならない場所になっている可能性が高い」

のではないかと思います。それは、何より

「子どもが楽しく通い続ける場所がある=働く親の安心」

というのが私の実感です。

②勤続年数の長い指導員がいるかどうか
 もちろん、指導員の方と考え方が大きく違う場合は、そのことが裏目に出る場合もありますが、よい面をみれば

「勤続年数が長い指導員がいると
 =運営や保育の質といった面で安定度が高いし、
  それを支える父母がいる」

ことの現れなんじゃないかと思います。とはいえ、長年勤務した指導員が退職したばかりで、勤続年数の少ない指導員しかいないというケースもあるでしょうから、見た目だけで判断はできませんが。

そして「父母会活動が大変そうで不安」という声もよく耳にしますが、
①②のような学童はいい保育をしているために、
父母からの信頼も厚くて「この学童のためなら頑張れる」ということで、
頑張っている父母の方も多いのではないかなと。

つまり、

「父母会活動が活発な学童
 =学童のために頑張ろうと思う父母が多い
 =学童自体にそれだけの魅力がある」

と言えるかもしれない、とも思いました。

そう考えると、父母会が活発な学童であることも、いい学童の条件かもしれません。

ちなみに、我が家の夫の意見では、

「お父さんの父母会参加率が高い
 =父母会活動が大変なだけじゃなく、親自身が楽しめている」

ことの現れじゃないかということでした。

これに加えて、もちろん物理的条件(家や学校からの距離とか)も大事ですが。

「我が子の学童はこの条件を満たしてないけど、いい学童よ!」
というご批判も、もちろんあろうかと思いますし、
我が家の見解は、それを否定するものでは全くありません。

むしろ、我が家の独断と偏見は上記の通りで、みなさんのご意見を聞いてみたいです。

いかがでしょうか??

JR全線ストップで親は

今日は、朝からどしゃ降り&暴風…

朝8時頃は唖然としていましたが、
家を出る頃に雨がやんでくれました。

車で子どもたちを学童&保育園に送り届けることができましたが、
親のほうは…といえば、
JRが全線ストップ!!!

私鉄と地下鉄を乗り継いで、
いつもの倍以上の時間がかかって職場に到着しました。

疲れた〜!!

と思っていましたが、帰りに学童に迎えにいくと、
同じような目にあったお母さんがいました。

「朝7時に出たのに、職場ついたら昼だった。JRはタクシー代返せー!!」

みんなクタクタでした…笑。


台風でも学童は開所!

台風上陸で横浜市は市立の小中学校を
いっせい休校にすることを決定。

帰宅後に、学校の連絡網が回ってきました。

…で、学童は??

夜に連絡網が回ってきました…。

「明日は全市休校ですけど、学童は開所します」

さすが!!働く親の味方です(涙)


ご褒美

6〜7月に、
夏のキャンプに向けての「特訓」を一日も休まずに頑張った長男。

今日は、そのご褒美としてベーゴマをもらったと
喜んで帰ってきました。

新品でした。

賢い子どもたち

最近、仕事が遅くて学童への迎えが少ない私(妻)。
今日は最近の学童の様子などを夫にインタビュー。

——最近、長男を見て、どう思う?

夫「やっぱり、すごく成長したと思う」

——どういうところが?

夫「集団のなかでの自分の役割も身につけているし、
それを自分の自覚に基づいてしている。そういうことが身に付いてきたよね。
嫌々でも強制でもなく、のびのびとしながらも
必要な生活力を身につけている姿に感心するよ」

——今で言うところの「人間力」みたいな?

夫「そうそう。自分の個性を生かしながら
まわりとも共同して関わっていく力が身に付いてきている。」

——例えば、どんなときにそう感じる?

夫「最近、学童の帰りにお菓子をねだるときでも、
『夕飯後に食べるから』とか『このお菓子がなくなるまで買わないから』とか、
ちゃんと約束事を決めてねだってくるし、
実際に、約束を守っているし。自制心も育ってきているなと思う。」

——まわりとつきあうことって、自分の個性を抑えることが想定されがちだけど、そうじゃないところがすごいね。

夫「そうなんだよね」

——なんで、そういうふうになったんだろうね?

夫「一年生が入ってきたことが一番大きい刺激だとは思う。
お世話しないといけない立場になった。
しかも、一年生に『あれしよう、これしよう』と言わないといけない。
そのためにも相手を気持ちよく納得させるように、
何をどういうか考えないといけない立場になった」

——なるほどね。そのためには、自分がまずできないといけないもんね。

夫「そうそう。そういう自覚が芽生えてきているんじゃないのかね。」

——キャンプで話しをした6年生も、下級生の個性や成長をよくみていたっけ。

夫「そうだったね。『この班は言うこと聞かない1年生がいて、2年も大変だから班長さんは大変』『自分は班長じゃないけど、班長をサポートしないといけないんだ』etc…」

——学童は集団づくりのなかで、賢い子どもを育てていると思うよね。

夫「そう思う。先生の力と子どもの集団の力は偉大だね」

***************************

夫から学童や子どもの様子を聞くのも、また楽し…。


インフルエンザで陥落か…

結局、長男は38.7℃まで高熱が出たものの、
翌朝には37.3℃まで解熱してしまい、
インフルエンザの検査ができないまま、回復してしまった長男。

頭痛、喉の痛みを訴えているので、
怪しくはあるのですが…。

学童のママ友から、学童児で3人くらいインフルエンザらしいとの噂を聞いて、
インフルエンザで学童が陥落か…!?
と戦々恐々のまま、週が明けました。

とりあえず、今日は学童は開所していましたが、
やはり学級閉鎖やインフルエンザでお休みしている学童児も複数名いるらしく、
インフルエンザが広がっているかな、という印象でした。

明日も開所予定ですが、
その先は検討中とのこと。

こういう病気は、広がるときは本当に一瞬。

「早くに閉所基準を話し合っておいてよかった」
と父母会長さんが話していました。

ついに新型インフル!?

今朝、長男が「ちょっと頭が痛い…」。

マジ…!!?

熱を測ってみると、37.7℃。

ちょうど前日に、学童児の通う小学校で
インフルエンザでの学級閉鎖があったことを聞いたばかり。

我が家にも、ついに新型インフルエンザ上陸か!?

と、急いで病院へ行ってみたのですが、
「38℃過ぎないと検査しても結果が出ないんだよね〜」とのことで、
とりあえず夏風邪扱いで、頓服だけもらってきました。

その報告を、と学童に電話すると、先生が
「え!!同じ小学校のHくんも、
今日38℃の発熱でお休みなんですよー!!!」
とのこと。

その情報に、戦々恐々としていると、
夜になって、長男の熱も38.7℃まで上がってきました…。

また、明日病院です。

どうなるのか!?

やればできる!

いつもは上級生にまじって、存在がみえにくい2年生。

でも、今日学童にお迎えにいったときは、
上級生が少なかったせいか、2年生が中心になって
1年生と一緒に遊んでいました。

1年生に指示を出しながらゴム弾で楽しむ女子。
ベーゴマしながら女子のゴム弾を邪魔して遊ぶ男子…笑。

でも、どちらも半年前にあった幼さがずいぶんとなくなって
たくましさ、自信、堂々とした感じをみせてくれていました。

ちょうど、帰りに一緒になった2年生のYちゃんのお母さんとも

私「Yちゃん、けん玉すごい頑張ってるよね。この前見せてくれたよ」
Yちゃんママ「本当〜!?家では全然見せてくれないんだけど…笑。
 でも、自転車の補助なしも乗れるようになって、最近自信つけてるみたい」
私「うちもようやく補助なしに乗れるようになったよ。
 学童のベーゴマも上達して、嬉しいみたい」
Yちゃんママ「こうやって、少しずつ成長してくんだね」

と同じ2年生の成長を喜びあい、確かめ合いました。

思えば、以前はちょっと困難があると、
すぐにへこたれたり、不機嫌になったりしていたのに、
最近は明るく前向きに挑戦してみようという粘り強さが
感じられるようになった気がします。

「やればできる!」

そんな自信をつけはじめているのかもしれません。


一体的または連携は…

新聞で、厚生労働省・社会保障審議会の少子化対策特別部会が
「放課後児童クラブ(学童)」を議論しているという記事を発見。

同部会では、いわゆる留守家庭児童対象の放課後児童クラブ(学童)と、
全児童を対象とした「放課後子ども教室」との関係性についても
話し合いが行われたようです。

この両者の関係は、私の体験からも関心事なので、
審議会の内容などをホームページでチェック。

みると、7月にも同テーマで議論が行われ、
なんと全国連協の方も資料を提出されていたようでした。

ちなみに、9月2日にひらかれた同部会では、
学童と全児童対象事業の「一体的または連携」を行っている施設
129カ所へ現地調査の結果も報告されていました。

学童と全児童対象事業の「一体的または連携」を行っている施設への調査結果で印象的だったのは、

●留守家庭児童への特別の配慮がされている施設はほとんどなかったこと
●留守家庭児童への独自の声かけ、状況把握をする担当者がおらず、またそうしたことをすることが現実的に難しそうだったこと

etc…です。

また、同部会の委員である三鷹市長からの意見提出がありましたが、
ここにも同様の趣旨が書かれていました。

こうした点は、我が家の体験による実感とも一致します。

こうした実態とふまえた答申を発表し、
それをふまえた対応が、なされることを願います。

先生に感謝!感謝!

あっという間に夏休みも終了…

いよいよ学校が始まりました。

今年の夏は、親のほうが忙しくて、ゆっくり休みが取れずに
ほとんど毎日学童に行っていた長男。

でも、行きたくないという日がないどころか、
毎日の生活や節々のイベントに心トキメカせながら
元気に通いきってくれました。

映画鑑賞、食事づくり、遠足、プール、陶芸教室、工作etc…

子どもたちを飽きさせることなく、
メリハリある生活をさせてくれた学童の先生に感謝!感謝!
です。

ベーゴマに夢中

学童の帰り道、長男が
「ボクさ、自分のベーゴマがほしい!」とのこと。

たしかに、先日お迎えいにいったときにも、
みんなでベーゴマ勝負をしていました。

何人かで台(樽に布をはったようなもので、正式には床というらしい)を
長男含めて何人かで囲み(Sくんのお父さんも仲間に入っていました!!)、
ベーゴマをまわして、ベーゴマ同士をぶつけあっての勝負。

Oちゃん(5年)「○○(長男)先に、まわしていいよ!」
長男「え〜!Oちゃんのほうが強いから先にやってよ〜」
Oちゃん「じゃ、いっせいに回そう」
長男「いいよ、せーの!!」

なんて、楽しそうにやっていましたっけ。

どうやら、いま学童では、
みんなコマやベーゴマに夢中で、
日々腕を磨いている様子です。

ベーゴマなんて、どこに売っているの…?

と思いつつ、まずはホームセンターへ。
でも売っていなくて、小学校の近くの駄菓子屋に行ってみました。

駄菓子屋のおばちゃんに聞いてみると、
なんと並んでいるお菓子の後ろのほうからベーゴマの箱が!!

「最近ベーゴマ買いに来る子なんてほとんどいないけど、
 ボクまわせるの?すごいね〜!」

長男は、へへんッ!と得意げな様子で、ベーゴマを購入。

家に帰って、ベーゴマを回す様子を見せてもらったのですが、
ベーゴマって、コマそのものではなく、
糸の結び目と結び目を利用して
コマに糸をのせるようにしてまきつけているんですね…!

初めて知りました。



キャンプの楽しみは

だいぶご無沙汰しました…
仕事も忙しく&夏バテのため、毎日は早寝遅起き!?生活で…(汗)

さてさて、少し時間が経ってしまいましたが、
恒例の夏の学童キャンプに行ってまいりました☆

なんと今年のキャンプは、行く直前まで大雨…

前日、私の母から、
「明日本当にキャンプ大丈夫…?これで本当に行くの??」
と聞かれ、返す言葉なし。 

一体どうなるかと思いましたが、
私たちがキャンプ滞在中は雨が降ることもなく、
でも、帰り途中で、また雨が降ってくるなど、
まさに私たちの日頃の行いがよいことを証明したような(笑)
天気でした。

我が家は家族全員で参加。

ハイキングや川遊びも肝試しも、
みんなで楽しみました。

いろいろ楽しかったですが、
親にとって一番の楽しみは、
もちろん子どもたちの楽しそうな姿。

そして、夜の親同士水入らずの懇親会!でしょう。

お酒を飲み飲み(適度にね)、
夜な夜な(適度にね)
おしゃべりタイム。

子どものことや姑とのこととか、
学童の先生の噂(いったい何歳なんだとか…笑)とか…
疲れとお酒で
なにをしゃべったかは、かなりウル覚えですが、
でも、かなり爆笑しながらマシンガントークをしていた記憶が。

一年生をはじめ、たくさんのママ&パパさんと
仲良くさせてもらいました☆

帰宅後、あまりの疲労に
子どもと一緒に寝入ってしまう日が続きましたが(いまもか)
今年も満喫したキャンプでした。

夏のキャンプ目前

いよいよ学校が終わり、夏休みになりました。

といっても、ここのところ仕事でバタバタと忙しく、
気づけば授業最終日前日…。

長男「ちょっと連絡帳見てね、いいこと書いてあるから☆」
私「なに〜?(二期制だから通信簿があるわけでもないし…)」
長男「いいから!」
私「(連絡帳をみて)へぇ〜!明日授業はなくて、
  学校でみんなでカレー作って食べるんだね…っっ(驚)」
長男「そうだよ!!」

そう。この瞬間に、はじめて、この日で給食が終わり、
魔の?お弁当づくりが始まることに気づきました…汗。
(というか、気づいてよかった。。)

それから、さらに気づいてしまった
もう一つ大きな問題は、学童の夏のキャンプの準備。

何もしていない…涙。
キャンプ目前なのに〜!!!

この3連休に、「外で遊んできてっ!」と夫と子どもを外に追い出し、
ようやく衣替え(遅過ぎ!!)をして、
洋服の在庫を確認し、荷物準備をしました…

なんとかセーフッです。

そして、
「おっと!今年は寝袋も購入することにしていたんだ!!」
ということも思い出し、慌ててアマゾンで検索。

調べてみると、最近の寝袋は、「セパレート」「オフトン」など、
チャックを開けると上下が分離するタイプがあるとか。
暑い夏には、かなり重宝しそうです。

さらに、肌触りも、以前のようなナイロン地ばかりでなく、
通気性がよく、まるでシーツのような肌触りのものもありました。

いろいろ悩みつつも、快適な睡眠はケチれない、と思い、
シーツのような肌触り&セパレートで、
暑い夜も大丈夫、という寝袋を親子分購入。

なんと、こちらの事情を察してか(そんなわけないって…)
なんと注文翌日に、快適な寝袋も我が家に到着。

長男とも、寝袋の出し入れの練習をしました。
…が、丸めたフトンをキレイにはしまえず…
キャンプ後、この寝袋がどのような形で帰宅するのか…

かなり不安。。

などなど、一体我が家の今年のキャンプはどうなるんだ!?
という感じですが、とりあえず健康第一ということで、
睡眠だけは欠かさずに行こうと思います☆

自信

学童で、学童児とその家族が集まって、
みんなで夕飯を食べる集まりがありました。

子どもたち手作りのカレーライスを食べた後、
学童児が一人ずつ、自分の家族を紹介するプログラムがあります。

我が家の長男は、昨年緊張して何もしゃべれませんでした。

今年は、
長男「ねーねー、家族紹介って何を言えばいいの???!」
私「自分で言いたいこと言えばいいんだよ」
長男「えー!!?ボク言えないよ…」
という会話を、前日から直前まで繰り返していました…笑。

さて本番。

中学年や高学年は、堂々と家族紹介していましたが、
みんなの前にたって、緊張のあまり泣き出してしまう1年生も。

ついに長男の番が回ってきました。

まずは、自己紹介。
すると、「こっちはお父さんで、こっちがお母さんです」
「これが弟の○○で、妹の△△です」と
すんなり家族紹介できました。

帰り道、いつもより大きな興奮気味の声で
「ボクさぁ、今日家族紹介できてよかった〜!!」
「去年なんか、1年だったから緊張しちゃって言えなかったけど、
今年は言えたからよかった〜」
と話していました。

お風呂でも、寝る前にも…笑。

親からしたら、たいしたことないことですが、
本人にとっては大事件。

その場面を乗り越えることができて、
格別の達成感と自信を感じていたようです。

宿題隠し

学童の帰り道。

私「今日、宿題やった?」
長男「あ、やってない…笑」
私「なんでやらなかったの?」
長男「え、だってランドセルのなかグチャグチャで宿題が出せなかったし」
私「あ、そう…」

最近、何かに理由をつけて宿題をサボり始めた長男。

先日、学校の懇談会でも、
2年生の「中だるみ」として「宿題をやってくる子が減ってきた」と
先生が話していましたが、まさに。

他の保護者の方も
「1年のときは、言わなくても宿題をやっていたので安心していたら、
最近、言わないとやらないし、言ってもなかなかはかどらない」
と話していました。

学童の先生に相談したら、
「本人(長男)に宿題はないの?って聞くと、
ないって言うんですが、本当はあるんですね!?」
とビックリされていました。

親にも先生にも嘘をつき始める年頃…なんでしょうか(笑)

あとは、繰り上がりや繰り下がり、次々にでてくる漢字など、
勉強内容がハードになってきたことも原因かもしれません。

長男は、私が学童の先生に「チクった」ことに激怒しておりましたが(笑)、
とりあえず先生から、引き続き声かけしてもらうことで、
何とかやってくるようになりました…トホホ。

キャンプの準備!

恒例のキャンプが7月にあります。
子どもたちは、キャンプでつかうワッペンづくり(手縫い)など
準備を始めている様子。

先日も朝、ご飯を食べていると、
長男がおもむろに
「ボク、今日ワッペン完成させちゃう!!!」
と宣言…(笑)

私「ワッペン作ってるんだ〜」
長男「そうだよ。でもね、キャンプの班の名前を縫うのが難しいんだ〜」

長男が、キャンプの準備を頑張って早く終らせようとするのは、
どうやら「いっぱい遊びたい!!」という気持ちがあるから、のようです。

改訂される学習指導要領の前倒しとかで、
今年度から授業時間が増え、
長男も週1回6時間授業、その他は5時間授業です。

学童で過ごす時間も以前より減ってしまっています。

学童の先生も、
「授業時間が増えて、遊んだり、みんなで何かに取り組む時間が
減ってしまうので、いろいろ工夫したい」
と話していました。

とはいえ、先日、授業参観に行ったときのこと。
昼食後の5時間目はみんな眠そ〜うにしてました。

学力向上のために授業時間を増やすようですが、
授業時間を増やしても、
子どもの発達にかみあわなければ、時間を浪費するだけなのでは。

文部科学省は、もっと子どもというものを知ってほしいですね。

1年生と将棋

2年生になって、早2ヶ月。

この前、学童に迎えにいったら、
1年生と一緒に将棋をやっている長男の姿がありました。
そばに行って、様子を眺めていると…

長男「王手!…あ。でもいいの?このコマ動かすと、ボク王手になっちゃうよ」
1年生「じゃあ、このコマ動かさないことにする。こっちにする」
長男「それがいいと思うよ。じゃあ次、ボクの番ね」

まだ将棋をはじめたばかりの1年生に、
コマの動きを教えながら、
手加減しながら、
将棋を指していました。

「弟に、そんなに親切にしたことないでしょ〜っ!」
と心の中で思いつつ(笑)

先日の懇談会でも先生もお話しされてたけど、
子どもたちは、学童ですご〜く背伸びして、
みんなで楽しく遊べるように、
と頑張っているんだなぁと思いました。

そのしわ寄せが、弟(次男)に…(笑)?

ウォークラリー

先日の開講記念日に、学校が休みということで学童でウォークラリー大会。

この大会にむけて、学童では日々トレーニングを重ねていたらしく、
最近、我が家では寝る前に、
長男が「あ、あ、足もんで〜」というようになり、
マッサージ大好きな私は、ラッキーとばかりに、
「じゃあ、もみっこにしよう♡」と二人でマッサージが恒例。

ところが、ウォークラリー当日は、
帰宅して、夕飯、お風呂をすませると、長男はバタンキュー。

それ以降、マッサージが行われることはなし…(涙)

次は、キャンプに向けたトレーニングがチャンス!です。

新型インフルエンザ対応

5月22日に、厚生労働省が新型インフルエンザへの対応について
「患者が少数の地域」と「患者が増加中の地域」の2地域に区分した
新しい指針を発表したそうです()。

学校や保育園の対応も変わるみたいで、
患者が増加中の地域では
通常のインフルエンザ対応(患者が発生したら学級閉鎖、等)で、
患者が少ない地域は市町村、都道府県レベルで休業を要請するとのこと。

患者が少ないと休校で、患者が多いと学級閉鎖…って、
理解できるようなできないような。

だって普通、患者が多い地域のほうが厳しい対応がとられるのでは、
と思うのは私だけでしょうか…?笑。

と、まぁ、それはともかく。

横浜でも感染が広がりそうな予感のなか、長男の通う学童でも
「新型インフルエンザで学校が休校になったらどうする?」
対応が話し合われています。

横浜の学童は、市立ではなく「市の補助事業=民営」なので、
基本的に、閉鎖するかどうかの対応は、各施設の判断にまかされるそうです。

父母の間では「学校が休校になって学童も閉鎖されたら困る」
「職場に連れて行くしかない!」「休めたとしても、有給を消化するだけ」
という声がたくさん聞かれます。

我が家も「数日ならともかく、1週間とか2週間とか休みになったら…」
戦々恐々としています(汗)

一方、「本人が発症してなくても、学級閉鎖になった児童は受け入れる?」
「家族が感染の可能性がある児童は?」「海外や関西にいった児童は?」etc…

「仕事は休めないが、感染したくない&広げたくない」というジレンマ。

学童では、そんな実情とジレンマを話し合いつつ、
いまのところ学校が休校する程度?では開所する、という方向です。

ただ、どのレベルになったら閉鎖または登所禁止・自粛にすべきかは、
全体の意見をよく聞いて、判断基準を検討するようです。

他の学童の様子を聞いても、
「休校=閉鎖」という学童もあれば、
「開所をのぞむ親が多く、休校になっても開所する」学童もあり、
対応はそれぞれ違いますが、
それぞれ手探り、悩みつつというところでしょうか。

ちなみにCNNで、こんなニュースを見つけました↓↓↓

たしかに日本でも、
休校した高校の生徒がカラオケボックスに殺到している、
なんていうニュースもありましたね。

<新型インフルで「休校は最良の措置ではない」とCDC研究者(5/20CNN)>

 新型インフルエンザ(H1N1型)の感染拡大を受けてニューヨーク市などで休校が相次ぐ中、米疾病対策センター(CDC)の研究者が19日、「休校は感染拡大を予防するための最良の措置ではない」と述べた。インフルエンザのようなウイルスによる感染症は、どこででも感染リスクがあり、最良なのはワクチン接種だとしている。

 CDC公衆衛生プログラム担当のアン・シュシャット博士は、休校期間を長くとったとしても感染拡大を食い止められる保証はなく、子供たちはどこででも新型インフルエンザのウイルスにさらされていると指摘。ワクチンが最良だと述べている。

 また、休校といった措置は地域的な対応が必要だと強調。感染者は症状が出る前にすでにウイルスを周囲に広めており、インフルエンザ様の症状がある場合は外出せずに自宅にとどまることが大切で、一律的な休校ではなく、欠席する生徒や教職員が多く学校として機能しない場合の休校が感染拡大防止に有効だとしている。

 さらに、季節性インフルエンザによる子供の死者は毎年50─100人に達するとして、保護者に季節性インフルエンザに対応するワクチン接種の重要性を訴えている。

新入生歓迎会

先日、学童の新入生歓迎会がありました。

ほとんどの1年生と保護者の方が参加されていて、
しかも、今年度1年生の入所が多いので、大賑わいな会となりました。
我が家も家族総出で参加。

集合して、まずは自己紹介。
その後、ゲーム大会。

子どもが目隠しして手だけで自分の親を当てる「親当てゲーム」や
ジャンケンして勝てばカード(お金?)が増えていく「マネーゲーム?」などなど。

最後にやったのは、時間を正確にはかるゲーム。

司会の子が、「じゃあ、30秒から行きま〜す」と
ストップウォッチを片手に「1、2、3…」と数え始め、
あとは、一人一人が目隠しをして心の中で数を数えて、
30秒経ったと思ったら手を挙げる。
で、だれがジャストタイムか、を競うゲームです。

30秒の次は、60秒、最後は100秒。

我が長男は、100秒数えているときに途中トイレでしばし退席。
で、戻ってきたかと思ったら、何事もなかったように挙手…

(ちょっと!!あなたはトイレ行ってたんだから、数えてないでしょ!!!)

と心の中で思わず、突っ込み入れました…(汗)

それはさておき、ゲーム後は班ごとに分かれてのお弁当タイム。
1年生父母の方と、ローカル話で大いに盛り上がり、楽しいひとときを過ごしました。

欠席の理由

今月、学童では新入生歓迎行事が行われる予定で、その出欠表が配布されました。

出欠表の記入欄を見て、感心。

「欠席」の欄の後には、ちゃんと「欠席理由」を書く欄が!

さらに、そこには「※今後の行事の参考としたいのでなるべくご記入ください」の文字が…!!

「出席するかしないか」だけでなく、「みんなが参加できる行事づくりをしよう」という心意気というか心配りが感じられます(もちろん我が家は全員出席ですが)。

ゆっくりと、でも確実に、親子共々、つながっていこうという学童ハートにふれ、ますます長男の通う学童が好きになりました。

「習い事渡り鳥」

近所の自転車屋さん家には、
我が長男の一つ上(現3年生)の娘さんがいて、
隣町の小学校に通っています。

奥様も自転車関係のメーカーにお勤めで、
娘さんは、いわゆる「留守家庭児童」。

先日、次男と末娘を迎えにいった後、
自転車屋さんに行ったときのこと。

自転車屋さん「あれ〜、お兄ちゃんは?(我が家の家族構成を知っている)」

私「お兄ちゃんは放課後、学童に行ってるんですよ〜。自転車屋さん家の娘さんは、放課後どうしてるの?」

自転車屋さん「1年のときは、ハマッコに行っていたけど、うちの子不良だから(笑)すぐやめちゃって、家でフラフラしてたんだけど、今は暇だからって、毎日なんかしら習い事に行ってるよ」

私「習い事って、一人で行ってるの?」

自転車屋さん「そうそう。スイミング、学研教室、バレエ。『習い事渡り鳥』だよ(笑)」

私「結構やってるね〜」

自転車屋さん「最近はスイミングとバレエは飽きたからやめたいって言っててさぁ。でも、バレエは『新しいレオタード買ったばっかりでしょ』って、カミさんにケツ叩かれながらいってる(笑)。学研教室も、行くのは楽しいらしいんだけど、宿題やらないから、これもカミさんに怒られてるし…、お金もすごいかかる上に、毎日怒られてばっかだよ〜(笑)」

「習い事渡り鳥」かぁ…。
いや、「放課後難民」??。

娘さんは、興味関心にまかせつつも、
いろいろな習い事「教室」に行きながら、
放課後の「本当の」居場所を探し求めているのかもしれません。

私も小学生の頃、学童に通っていましたが、3年生で卒所だったので、
4年生になってから、いろいろ習い事をしたり友だちの家に入り浸ったり、
いま思うと、一生懸命「居場所探し」をしていたと思います。

「いろいろ習い事させたい」という親御さんには好都合かもしれませんが、
私は何か切なくなってしまいました。

いい学童つくろう

父母会の総会がありました。

いつもの父母会は、私が家で子守り&夫が出席するパターンが多いのですが
今回は総会ということで、
あと今年からちょっとした役員を引き受けることにもなったというのもあって
私の母に子守りを頼んで、夫婦で出席。

指導員の先生から
新一年生の様子、上級生たちの様子が報告されて
ほほえましく、また爆笑しながら聞いていました。

参加してよかったなと思ったのは、
やはり新1年生の父母の方の挨拶。

「テレビゲームが当たり前の今、子どもが上級生と一緒に
コマ回し、竹馬…昔遊びにふれながら成長していける場に出会えてよかった」

「保育園から同じ小学校に行く子が一人もいないなか、
学童のお友達が同じクラスだったりして、心強い思いで入学できました。」

「学校にあるキッズクラブに通わせている父母の方に話しを聞いたところ
キッズクラブでは指導員からの働きかけなどはないことを知り、
また職場の先輩父母の方に学童をすすめられたこともあり、
うちの子は学童!と決めていました」

「うちの子はすでに『学校は遊びの禁止事項が多くてつまらない』と、
学童にいくために、学校に行っています(笑)」

「既に入所している長男が、新しく入所する妹に
『学童は、いままでとは全然違うんだゾ!
 ○○先生は、怒るとめちゃめちゃ恐いんだ!!』
と入所の手ほどきをしている姿を見た」

(一同爆笑)

などなど…

一人一人の親が、いろんな思いをもって入所してきているんだなぁと、
一緒にいい学童をつくっていきたいな、と思える心温まる会合でした。

お迎えタイムの光景

新1年生が入り、学童の風景もちょっと変わった気がします。

というか、今年の新1年生の親御さんは、お迎えにこられても、
まるでずっと以前から学童に来ていたかのような馴染みっぷりです。
(例年を知らないので去年との比較とかできないのですが…)

先生と子どもの様子を話しこむお母さん(普通か…笑)はもちろん、
何より目に留まったのは、

「早く帰ろう」ともいわずに、
子どもたちと一緒にひとしきり遊ぶお父さん!

私なんかは、入所当初、お迎えにいったとき、何か用事でもなければ、
学童の中にまで入らず、玄関口で長男の支度が終わるのを待ちながら、
子どもたちの様子を眺めていたくらいでした。

バタバタ急いでいたりとか(車を路駐してたりするしね)、
先輩ママさんとどう関わっていいのやらとか(実は結構人見知り?)、
日誌をつける指導員の方を邪魔しちゃいけないとか、
子どもの遊びの邪魔をしないようにしようとか…

そんなことを思って、あまり中にまで入っていかなかった「奥手」でした。

でも、他の父母、祖父母の方が
フツーに学童の中にまで入って「自然体」で子どもを迎えにいく姿に、

やっぱ学童は「家」だなぁ、なんて思いながら
徐々に仲間入りさせてもらいました。

最近は、そんなことを振り返りながら、
今年の新1年生の親の、たくましさというか、リラックスぶりに
尊敬のまなざしを向けながら、お迎えにいっています(笑)

指導員さん奮闘中!

新年度、新学期が始まり、例年以上に多くの新入生を迎えた長男の学童。

毎日お迎えにいくと、

指導員の方は、日誌をつけながら、
新1年の親とのやり取り(1日の様子など)や
給食が始まってからの学校へのお迎え時間の確認などに追われて
と〜っても大忙しな様子。

残っていた新1年生がようやく帰ったかと思いきや、玄関口では

「あー!!靴が片方なくなってる〜!!!」

との叫び声が(笑)

指導員の先生もかけつけて、みんなで探しましたが、見つからず、
その子は学童の置き靴をはいて帰りました。

一方、再来週には父母会の総会もあるので、
先生は毎日のように父母会長さんと打ち合わせもしています。

今日は、長男の下校時刻をお知らせし忘れていたので、
まだ学童にいるかなぁ〜と思いつつ、20時前に学童に電話をしてみると、

「ハイ、学童です」

と、先生の声が…!!

「あ〜っ!!!本当におつかれさまです!!!!」

と、最近私もかなり仕事が忙しいのですが、
そんな自分の疲れも吹っ飛んだ瞬間でした(笑)

先生が、ちゃんとゆっくりできて、リフレッシュできる時間がもてるといいな、と思いました。

キックベースやりたい!


学童にお迎えにいったときのこと。長男と同じ学年(新2年)の男の子が、

「あ〜キックベースやりたいなぁ〜!!!!」

としみじみ言うので、

私が「やればいいじゃん〜。どこでやりたいの?学童??」

というと

「学校。でも、学校の校庭ではキックベール禁止なんだもん…」

とのこと。

えーーーっっつ!!!!!!

今の学校では、私たちが小学校時代に
あんなに燃えた(校庭の場所取り含めて)キックベースが禁止なの…(涙)

先日の神奈川学童連協主催の研究集会で、記念講演をされた
「あそびのNPOアフタフバーバン」の方が
子どもの遊び場、「安全」の名の下に、
子どもが他人と関わりながら試行錯誤する場がなくなっていることを
「告発」されていましたが、
まさかこんな身近でも!とショックを受けた瞬間でした。

…と思っているのもつかの間。

新学期に入り、長男の学校から配布された資料には、しっかり書かれていました。

「21年度 学校生活のきまり
 4、運動場や体育館の使い方(休み時間)」

「②ボールを蹴らない遊びをしましょう」

長男は2年になって6時間授業の日が1日できたのですが、
授業時間は増えるし、
休みは減るし、
校庭では自由に遊べないし…
本当に子どもが生きづらい世の中になってしまっているのだと悲しくなりました。

そんなグチをこぼす私に、長男は軽くアドバイス。

「校長先生に、お願いいたらいいんじゃな〜い?
6時間目なくしてください、校庭でボール蹴ってもいいことにしてくださいって」

本当だね。大人たちが、ちゃんと意見を言っていかないといけないね、と思いました。

小規模から標準へ!


毎月、学童で配られる「よこはま学童保育のなかま」(横浜学童保育連絡協議会発行)に注目記事が!

それは、藤棚台学童クラブ(西区)の話。

「『学童』じゃなきゃダメなんだ!いいよね。子供がいっぱいいてワクワクするね。
 〜小規模から新入所児童17名を迎えて標準となった藤棚台学童クラブ〜」

との見出し。

以前は標準規模学童(たしか1〜3年生までが20人以上)だったのに、
近隣にキッズやはまっこが次々と設置される中で、
そちらに児童が流れて小規模学童になるという事態に直面しながらも、
父母の努力で、今年度新1年生を17名も迎えて標準規模学童への復活をはたした

というニュースでした。

「それぞれの家庭がそれぞれの思いで『学童が大切なんだ』と思い、
 それぞれのできる範囲で行動してきたのだと思います」

とは父母会長さんの談。

キッズやはまっこができたところで起きている学童児の「流出」問題。

学童の在籍児童数によって補助金が決められるという横浜の学童にとって、
これは学童存続の問題と直結しています。

そこを、父母の力で突破した(これからも努力は続くのでしょうが)というニュースに
本当に励まされました☆

「やっぱり『学童』じゃなきゃダメなんだ」という父母や子どもたちが、
具体的にはどんなものか、それも詳しく知りたいと思いました。

新年度スタート

今日から、いよいよ新年度スタート。

次男の保育園は入園式のためお休み、夫も代休とのことで、長男も学童を休むかどうか悩みましたが…

「新1年が来るし、オレは学童に行く」

という、学童児らしいたくましさを発揮して、張り切って学童に行きました。

今年は例年以上の新入所があるようで、喜ばしいことですが、先週は指導員の方も受け入れ準備に忙しそうでした。

初日はいったいどんな感じだったんでしょうか?長男によると、

「新しく班分けをして、オレの班には新1年が3人。名前は言わねーけどっ」

とのこと。春休み、といってもあと2日しかないですが、みんなが早く馴染んでいくといいなと思いました。

いよいよ春休み

無事に終業式もおわり、春休みに突入。

朝から学童に行く生活にウキウキしているようすの長男。
それもそのはず、初日から映画に行ったようです。

親の私たちも、春休みのお弁当づくりに備えて、ハンバーグを作り置き(10個くらい冷凍しました☆)。初日は、そのうちの2つをおかずにしてもたせました。

春休み初日は満喫した様子の長男でしたが、
「映画面白かった〜!!」
「でも、なんか、お弁当のハンバーグしょっぱかったー…!」

マジっすか(涙)献立考え直しか…

とはいえ、春休み2日目は、食事づくりデー。

お昼ご飯を子どもたちで作ります。
これは、子どもはもちろん、親もお弁当づくりから解放される貴重な行事。行事予定表を持って返ってくると、親が真っ先にチェックするのは、この日でしょう(笑)

メニューはチャーハンだったそうです。

そんな2日目の帰り道、学校でのことも学童でのこともあまり話してくれない長男ですが、気分が良かったのか、入所歓迎会&卒所式のことを話してくれました(断片的…笑)。

長男「入所歓迎会で、オレはちゃんと挨拶したよ」
私「へぇ〜、なんて言ったの?」
長男「新2年の○○です。これからコマの空中お盆のせをやりますって言った」
私「えー!コマの空中お盆のせって何!??」
長男「だから、コマをまわして、手に持ったお盆にのせるのっ」
私「えーーー!!そんなことできるの?すごいじゃ〜ん。で、みんなの前でやったの?」
長男「やったに決まってんだろっ」

コマの空中お盆のせ…すごいじゃん。いつの間にそんなことができるようになったんでしょうか(感動)。

私「卒所式で泣いてる6年生いた〜?」
長男「いたよ。でも、誰かは言わねー」

だんだん親の会話パターンを読めるようになったようで(笑)、
なかなかもどかしい会話が多くなってきました(笑)。

いずれにしても、短い春休みですが、6年の卒所、新1年の入所…
ドキドキ、ワクワク。子どもの気持ち(親も?)も高揚しているのかもしれません。

「入所&卒所式」という階段

先日、学童で入所歓迎会&卒所式がありました。

本当に残念なことに、私はどうしてもの土日出勤のため参加できなかったのですが、夫の話によると「一年生の新鮮な緊張はなつかしいなぁ。卒所生とその父母が、子どもと自分の成長を笑いあり涙ありで話していたのに感動したで」とのこと(行きたかった…涙)。

そして、この行事の後、我が長男にも変化が。

実は、最近ちょっと荒れ気味だったのと、

あと時々、学校に行く前に

「今日お仕事お休みして。学校と学童お休みしたい。学童は毎日じゃなくてもいいんだよ」

なんて、不吉な(笑?)ことを言っていたので、「行き渋りの始まりか?!」と、親としては戦々恐々していました(子どもの風邪が続いて、これ以上休めるわけないだろう〜っ!)。

ところが、この行事の後、こうした言葉はピタリとなくなりました。

それだけでなく、いつも通りの時間にお迎えにいっただけなのに、

「お迎え早すぎっ(怒)!遊ぶために宿題を終わらせたところだったのに、早くお迎えにくるから遊べなかったじゃん(涙)!!!」

と帰り渋ったり…(笑)

さらに、家でのふとした瞬間に

「オレも、1年の4月からキッズじゃなくて学童に行きたかった」とか
「いまの6年がいなくなったら寂しいなぁ〜」

なんて言っていたり。

そんな長男の姿に「そっかぁ、進級するのにあたって何かそわそわしていたんだなぁ〜」と思いました。

たしかに、いま1年生の長男にとっては、初めての進級(当たり前だけど)。

これから新1年生が入り、6年生がいなくなる…話しには聞くけど、それってどんなこと?誰が来るの?オレはどうなるのーっ!?みたいな、気分だったんだな、と。

そんな漠然とした気持ちのゆれを、入所歓迎会&卒所式は吹っ飛ばしてくれたのでしょう。

学童での節目節目の行事は、子どもの心の成長にとって大事な階段であり、その意味の大きさを感じました。

放課後の「自己責任」

実は、先日、再々再度、市に対して質問をしました。「17時以降の利用児童が半減していることについて」という趣旨で、実態調査などを提案しました。

それに対する回答が来ました(下記)。

ん〜、あまりにも当たり障りのない回答…(笑)

利用をやめる理由については、「勤務形態の変動だけでなく、地域にある放課後児童クラブや塾、習い事の利用等、それぞれのお子さまの状況によるものもある」

そりゃ、学童でも途中で退所する子もいて、その理由は様々です。しかし、そういう事情を把握していかなければ、事業の改善はできないのではないかと思うのですが、そういった実態については把握していないということなのでしょう。

私が、キッズクラブに関する市の姿勢で一番気になるのは、「留守家庭児童も対象」という看板を出しておきながら、実際には「留守家庭児童に対するケア」について、まともな検討がされていないことです。

キッズクラブに関する市の姿勢には、そういう責任感が感じられず、やはり「来るも来ないも個人の自由」という名のもとに、結局子どもが放置されているだけ、という印象が拭えません。

私の知り合いで、キッズクラブを17時以降も利用している方のなかには「キッズの放っておかれ具合が、うちの子にはちょうどいいみたい(笑)」とおっしゃる方もいます。

それは、それでいいのかもしれません(そういう人は少ないですが…)。

でも、それをキッズクラブの特徴にしてしまうと、じゃあキッズクラブが掲げる「遊びと生活の場をかねた施設」というのは、何??看板倒れじゃないか、と思ってしまうのです。

それなら、はじめから「キッズの特徴は、子どもが放っておかれることですよ〜。それがキッズの自由で、いいところです」と言われたほうが、中途半端に「遊びと生活の場をかねている」と言われるよりも、ずっと安心(笑)。

ちょっと長くなってしまいましたが、私がキッズクラブに一番モヤモヤするのは、そういうところかもしれません。

共働きの親にとって、自分たちが留守の間に、子どもが安全で楽しく過ごす場があるかどうかって、自分が生き生きと仕事を続けていく上で不可欠の条件です。

だからこそ、自分の子どもにとって、放課後にどういう居場所があるのか、正確に知りたいと思うわけです。

情報が不正確なまま、選択を迫る。なのに、最後は「来るか来ないかは自己選択」「自己責任」ですよって、あまりに無責任じゃありませんか?

とはいえ、現場の方たちは頑張っていらっしゃると思いますし、市も「運営法人や現場スタッフと打合せを随時行うとともにヒアリング等を行い、現状の把握、分析を行い」ともありますので、是非とも現状の把握、分析をして、改善をはかっていってほしいですね。

ちなみに、17時以降の平均登録児童数は、3月末時点で11名ではなく18名だった(8月末と同じ)との訂正がありましたが、平均利用児童数については訂正がありませんでしたので、やはり利用児童数は年間を通じて半減しているということなのでしょうか。

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 17時以降における「放課後キッズクラブ」の登録状況についてですが、以前の回答の中で、平成19年度に年間通じて「放課後キッズクラブ」を運営した30か所では、翌年3月末は525人(1か所平均11人)とお答えしましたが、1か所平均18人(525人/30か所=18人)の誤りでした。誤った回答をしまして、誠に申し訳ございませんでした。
 利用をやめる理由としては、勤務形態の変動だけでなく、地域にある放課後児童クラブや塾、習い事の利用等、それぞれのお子さまの状況によるものもあると考えられます。
また、施設については、学校教育に影響がないよう学校施設のうち、余裕教室となっている教室を中心に使用しているため、一定の制限が生じることについてご理解ください。
以前の回答でも申し上げましたが、学校を始め、「放課後キッズクラブ」の運営法人や現場スタッフと打合せを随時行うとともにヒアリング等を行い、現状の把握、分析を行い、利用するお子さまが、楽しく安心して過ごせる居場所づくりに努めていきます。

「学童にくればいいのに」

最近、心なしか荒れ気味の長男。妙にイラついていたり、わがままを言ってみたり…さほど気にしていなかったのですが、今日本音がポロリ。

「俺なんか、いっつも一人で学童に行ってるんだゼ!ふんっ(涙涙涙)」

弟の保育園でのお遊戯発表会や遠足が、今年は平日に行われるために長男が参加できないことに文句を言っていたときの一言。

「あ!これだったのか!!」

と思い、ハッとしました。寂しくなって、思わずこぼれた一言でした。

長男の小学校は大規模校にも関わらず、小学校区に学童はなく、保育園時代の友達5〜6名ほどと一緒に入学と同時にキッズクラブに入り、長男だけが学童に移った経過があります。

その保育園時代の友達が、いまもキッズに行っているかというと、2人はキッズには行かなくなっている、4人は行っても一人で帰っていい時間まで。いまだに17時以降も利用している子は、Aくん1人だけです。

長男は「学童は大好き!(キッズは絶対行かないっ)」と言い、毎日楽しそうに通う姿に安心していた矢先。「学年で学童に行っているのは僕一人だけ」ということに、いつも寂しさを感じているのだ…と、思い知らされ、親としてはショックでした。

長男は「みんな学童にくればいいのに」「学童のほうが、ずっとずっと楽しいのにさ」とも、もらしていました。

たしかに先日の、横浜市の回答によると、キッズクラブは年間を通じて登録児童総数は増加しているが17時以降(留守家庭児童の利用)の登録数は半減している、とのこと。長男の思いにも、根拠があります。

この日の晩は、Aくんを長男が、Aくんのお母さんを私が学童に誘うという約束をして寝ました。

それにしても、そもそも小学校低学年の留守家庭児童が、入学当初から「学童かキッズクラブか」の選択を迫られる必要はあるのでしょうか。

私たち親子の悩みはつきません。

神奈川連協の研究集会に


去る3月1日に、神奈川県の学童連絡協議会が主催する研究集会が横浜開港記念会館であり、学童の指導員の方に誘われて参加してきました。

午前は基調報告や来賓挨拶、記念講演。

来賓あいさつでは、神奈川県議会議員の方がきていました。その議員さんの話では、神奈川には全国で唯一、自民党から共産党までイデオロギーを超えた学童議連がある、とのことで、ちょっと意外な感じに驚きつつも、感動。

しかも、学童の運動と、そうした議会の動きがあってか、次年度の学童予算は前年度比1億5000万円も増額されるとのことでした。

記念講演では、元児童館職員で、いまはNPOを立ち上げて遊びの達人?をしているという北島さんの、子どもらしさにふれた体験談に大爆笑。

何かと「危ないから、便利だから」と大人たち(自分も)が、子どもが子どもらしくいられる場を奪っているのでは、という問題提起、「子どもらしさを守れるのは、いまや学童じゃないか」というメッセージに聞き入りました。

すごいよかったです。

帰宅後に、夫に話すと、夫も爆笑しながら「忙しい生活の中で忘れがちなことに気づかせてくれる話っていいよね」と話していました。

午後は分科会。

お隣に座った、某市の父母の方とお知り合いになり、同じ県内の学童で料金など全然違うんだなぁ、と思いました。

あと、この研究集会は「指導員学校」もかねているらしく、指導員の参加が多く、分科会では指導員の様子や悩みも聞けて、すごく参考になりました。

ちなみに、写真は開講記念会館内のステンドグラス。解説によると、ペリー乗船のポーハタン号が入港する様子が題材。1923年の関東大震災で焼失したものを1927年に復旧したものだそう…っていうか、80年以上も前につくられたものとは思えないほど、キレイ☆

保育の質

前回の「キッズは17時以降利用者半減」の話を、保育士経験のある我が母親に話したところ、

「あ〜。保育の質が悪いからでしょ」

と、あっさり(笑)

母親曰く「子どもは正直だから、イヤなことがあっても放っておかれたり、構ってくれる人がいないところには寄り付かなくなるのよ。とくに毎日行くところなんだから」。

そんな話をしていた矢先、このブログを愛読している方から

「横浜の学童は、全国的に少数である民設民営にも関わらず、公設公営の学童を含めても尚、ずば抜けて満足度が高いという調査があるようです」

との情報をいただきました。

実は、先日も学童で懇談会があったばかりなんですが、そこでは今年一年の子どもの成長や、親の悩みを出し合い、親と指導員で懇談しました(いつも通りですが)。

親の話を真剣に聞き、メモを取り、気になる点は質問したりする指導員の姿…。

一人一人の子どもの発達に(親の成長にも…笑)、こんなに目配りしてくれる場所なんて、いまどきないぞ!?と、「学童に行かせるためにだけでも、自分が働く意味があるんじゃないか!?」と本末転倒な発想になりそうなほど(笑)、行かせてよかったと痛感。

ブログを愛読してくださっている方からの情報に、改めて納得してしまいました。

キッズ17時以降の利用は半減

前回の市からの回答では、17時以降の登録&参加児童数の変化については書かれていなかったことは、すでに書きました。

そして、市に対して「留守家庭児童と思われる17時以降の参加児童数はどのくらいいるのか」と再度質問してみました。

そうしましたら、市から以下の回答が返ってきました。

その回答を読んでみると驚くべき、というか予想通りと言いますか、「放課後キッズクラブ」の17時以降の利用児童は年度始めから年度末にかけて半減していることが明らかになりました。※H19年度

<17時以降>
登録児童数 平均21人(4月末)→18人(8月末)→11人(翌3月末)
○参加児童数 平均13人(4月末)→9人(8月末)→7人(翌3月末)

登録児童、参加児童ともに年度始めから年度末にかけては半減していますが、私が一番驚いたのは、参加児童数が8月末には4月の3分の2にまで減っていることです。

つまり、少なくない留守家庭児童が短期間に、キッズクラブを利用しなくなっているのです。

我が長男は5月末には、行きたがらなくなってしまい、学童に移りましたが、それは何も特殊な事例ではないということを、この数字は表しているのではないでしょうか。

ちなみに、学童クラブ(少なくとも長男が通っている)では、年間で児童数が半減するなんていうことはあり得ません。

キッズクラブは、留守家庭児童も対象にした施設ということになっています。本来、親が家にいなくて「家に帰っても寂しい」「安心して過ごせる場所があればいきたい」と願っているはずの子どもたちが、キッズから短期間に離れていっているーー

その原因について、プログラムだけでなく、職員の配置、留守家庭でない児童との関わり方など、そしてなにより離れた子どもたちの思いを聞いてみるなど、様々な角度から検討してみるべきではないでしょうか。

市は「キッズクラブは学童代わりになる」ということで学童には補助金カット、保護者をキッズに誘導するなど冷遇しておきながら、肝心のキッズクラブでは、留守家庭児童へのケアはなおざり…

横浜市の働く親、留守家庭児童の安全と安心をないがしろにする姿勢に憤りを感じてしまいます。

もし、キッズクラブでは留守家庭児童の対応までできない」というのであれば、横浜市は、きちんと学童クラブを財政的にも位置づけて、留守家庭児童が安心して過ごせる場所をつくる責任を果たすべきではないでしょうか。

途中でキッズクラブを離れざるを得なくなってしまった共働き親子の方が、いったい今、どんな風に放課後を過ごしているのかを考えるだけで胸が痛む思いです(涙)


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このたびは、「市民からの提案」をお寄せいただきありがとうございました。
ご指摘をいただきました件について、次のとおりお答えします。

 17時以降における「放課後キッズクラブ」の登録状況についてですが、平成19年度に年間通じて「放課後キッズクラブ」を運営した30か所では、4月末は620人(1か所平均21人)、8月末は531人(1か所平均18人)、翌年3月末は525人(1か所平均11人)となっています。
 また、1か所1日あたりの17時以降平均参加児童数は、4月末は13人、8月末は9人、翌年3月末は7人です。
 なお、全体の登録率では、平成20年10月末現在53か所で52.7%ですが、うち1年生が90.6%、2年生が80.2%、3年生が65.6%と学年が上がるにつれて減少する傾向にあり、高学年の参加の促進が、今後取り組むべき課題であると考えています。

歓迎会に向けて

我が長男の学童の新入所申込は今月まで。先日も、小さい赤ちゃんと年長のお兄ちゃんを連れた親子が学童に個別の入所相談に来ていました。

20名のハードル」をクリアするためには、あと10名弱の入所者が必要らしいのですが(結構多い!?)、どうなることでしょうか…気になるところです。

それはともかく、子どもたちは3月にひらかれる学童の卒所会&入所歓迎会にむけて準備を始めているようです。

先日、学童にお迎えにいったときのこと。玄関口で「お〜い。帰ろうよ〜」と長男に声をかけるも、なかなか出てきません…。それで、私も学童の中に入ってみると、歓迎会の準備が始まっていました。

6年生で、歓迎会の司会をやるらしき女の子が、一生懸命に司会の台詞を書いていました。

『入所歓迎会。新しく○○学童に入ってくる新一年生の皆さん、はじめまして。今日司会をする6年の○○です。今日は、新入生の皆さんと…』

私が「司会やるんだ〜。すごいね、もう準備しているんだね☆」と話しかけると、6年生の子は「うん…」と恥ずかしそうにしていました。そして作業をやめて、オセロを始めてしまいましたがー(私が、邪魔した涙)。

そして、なかなか帰ろうとしない我が長男は、というと、一年生仲間たちと紙飛行機作りに夢中(ちなみに歓迎会とは関係ない)。

一緒に来ていた次男(保育園年少)がやりたそうにしていると、一年生のHくんが「これ使っていいよ!」と紙飛行機を一つくれました☆学童の子どもたちは、学童児の兄弟(学童予備軍!?笑)もすごく大事にしてくれます。

…が、

長男「え、その紙飛行機だれがつくったやつ?俺のじゃない??」
Hくん「違うよ、Yだよ。」
長男「本当!?」
Hくん「本当だよ!」
長男「なら、あげてもいっか」(←偉そうー!ケチ!!)

こんなふうに、本当の兄弟みたいに仲良いところが、学童児たちのいいところです。

保育料値上げ?!

今朝、保育園時代のママ友にバッタリ会い、駅まで歩きながら学童談義に。

そのママ友のお子さんは、長男と同じ学年なんですが私立小学校に行ったため、別な学童に行っています。

ママ友「○○くん(長男)の学童どう?うちの学童、運営が大変で値上げって話もでてるんだ〜。休校とかで特別に預かる場合は、別料金をとるとか…」
私「うちは、まだ具体的には値上げの話は出てないけど、家賃が値上がりしたりして運営的には大変だから、頑張らないとそのうち値上げの話もでるかも」
ママ友「市の補助金が3年生までしか出ないっていうのが痛いよね。実際には6年生までいるんだからさぁ」
私「本当だよね〜」

という感じでした。

キッズクラブを増やす一方で学童の位置づけを下げて、補助金もカット。どう考えても、学童つぶしにしかみえない、と思うのは私だけでしょうか?

学童に預ける保護者の思いや声に、市はもっと声を傾けてほしいです。税金ちゃんと払ってるんだから!!!

学童の説明会に

先日、長男の通う学童で説明会が開かれました。私は担当ではないので、出席しませんでしたが、あとから話を聞いたら、予想以上にたくさんの方が来てくださったとのこと。

しかも、長男が通う小学校の説明会での私の説明を聞いて、参加された方も複数いらっしゃったとのこと!

嬉しぃ〜!!本当によかったです。

これからキッズの見学会もあるので、そちらも見てからということにはなるのでしょうが、ぜひ学童を選んでほしいな〜と思いました。

ついに市から回答が!

先日の横浜市への公開質問!にたいして、ついに市から回答が来ました。
回答は以下のとおりです。

みなさんはどのようにお感じになりますでしょうか?

ちなみに私の感想としては、留守家庭の子どもたちにとってもきちんと居場所になり得ているのか、市としても留守家庭児童の居場所足り得ているのか、検討する気はないようですね。また、一般的な登録児童数については触れられていますが、17時以降の利用児童がどのくらいいるのかについては回答をさけられてしまいました。

再度質問してみようと思いますが、なんともありきたりな回答ですね。しかたないのかもしれませんが、残念です。

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このたびは、「市民からの提案」をお寄せいただきありがとうございました。
 ご指摘をいただきました件について、次のとおりお答えします。

 「放課後キッズクラブ」では、留守家庭を含む全ての子どもたちを対象に、「遊びの場」と「生活の場」を兼ね備えた、安全で快適な放課後の居場所を提供することを目的に、参加する児童一人ひとりが充実した時間を過ごせるよう、運営法人が、学校、地域と連携し、魅力あるプログラムを企画実施しています。
 平成20年度に通年運営しているキッズクラブ48か所では、登録児童数が4月末は13,100人、11月末は14,457人、うち1年生の登録児童数は4月末が3,842人、11月末は4,128人と増加していますが、運営法人や現場スタッフと打合せ等を随時行い、現状の把握や分析を行う中で、より安全で快適な放課後の居場所づくりに対応していきます。
 今後も、できるだけ多くの子どもたちが「放課後キッズクラブ」に魅力を感じ、参加したくなるような充実した活動を進めていきますので、本市の放課後児童育成施策にご理解、ご協力をお願いします。

入学説明会にて説明

先日、小学校の入学説明会があり、学童クラブの説明に行ってきました☆

実は入学説明会で、いったい何を話したらよいかと先輩父母に相談したところ、ある先輩父母の方が、実にすばらしいアドバイスをくれました。

「学童には『いつも見守ってくれる指導員がいる、上級生がいる」
「勉強を教えてくれる「学習塾」はあるが、学童は人生にとって必要な力を育ててくれる『生活塾』のようなところ」
などなど…。

そのアドバイスを聞きながら、夫婦で「学童の先輩父母って、やっぱしっかりしてるよね〜」と感心…というか、感動していました。

とくに『生活塾』!この言葉は、まさに我が学童にピッタリだと思いました。

そして、入学説明会当日。

先輩父母のアドバイスも参考にしながら、キッズクラブとの違い(私の実感)、学童の良いところ(もちろん「生活塾」の話もしました!)などについて話しました。

そうはいっても学童は、共働きを対象にした場所なので、入学説明会に来ている父母の中には、主婦業をしていて関係ないという方も多数いる中でしたので、数分程度でしたが、ジ〜ッとこちらを見つめて、真剣に話に聞き入ってくださる父母の方もチラホラ。

キッズクラブをやめてしまった周囲の方を見ていると、やはりあとから学童に入るとなると、それはそれで勇気が(もしかしたら慣れるまでの苦労も)いる様子。

だから、今度の新一年生には、学童で一緒に『小一の壁』を乗り越えてくれたら良いなぁ、と思っています。

蟬丸


学童クラブで百人一首をやっている長男…といっても坊主めくり専門。

我が家でも、坊主めくりをやっていたときのこと、ある札を長男がめくったとき論争になりました。

それは「蟬丸」

おかぴ「蟬丸って、坊主??」
長男「知らない。たぶん坊主じゃない」
おかぴ「でも、帽子とったら坊主っぽいよ。こういうのはセーフなの?」
長男「セーフに決まっているよ!」

本当??

学童の指導員の方に聞いたら、蟬丸は立派な?坊主だそうです。ただ、とても有名な坊主だそうで(私も高校時代にやったような、やらないような…)、学童でも、蟬丸のカードをとったり引いたりすると「おもわず、お〜!と歓声があがるほど」(指導員)だそうです。

人は見かけによらない…というか「坊主」をはずれくじのように扱う坊主めくりというゲーム自体が、失礼っちゃ失礼なのかもしれませんが…(笑)

父母会で学童バザー


父母会主催で、学童のバザーがありました☆

私はバザー係ということで、1月は数回ミーティングに参加してきました…が、今回のバザーは初参加ということで、正直、ミーティングで話し合われている内容については、ほとんどチンプンカンプン状態(笑)

私も一応、飲食ブースを一つ担当したのですが、準備も何もわからないまま、先輩父母の方の「大丈夫、大丈夫。なんとかなるから、あはは」という安心できるようなできないような励ましで、当日を迎えました。

とりあえず、何をやるかはともかく、朝は早めに行ってみるところからスタート。

実際に準備を初めて見ると…

先輩父母「あれ?鍋は?」
私「あ、確認してません…(しないといけなかったんだ…初耳)」
先輩父母「じゃあ、とりあえず学童に使えるやつないか探してみよっか」
私「はい…」

(学童で鍋を探す)

先輩父母「あ、ちょっと小さいけど、これでいっか!」
私「はい。あ、鍋持ちます!」

(火まわりの準備)

先輩父母「あー!このセッティングじゃ、爆発するよ〜!」
私「ゲ!マジですか!?」
先輩父母「一応マニュアルには、そう書いてあったと思うんだけど」
私「あ。読み忘れてました…(涙)」
先輩父母「ま、でも気づいてよかったね☆」
私「ありがとうございます〜(涙涙)」

なんていう具合に、私は戦力的には、ほぼ無力でしたが、先輩父母の協力&我が家も夫婦交代で店番をしながら、なんとかほぼ完売。予定通りの売り上げをあげることができました!

やはり先輩父母の知恵と力、経験というのは、本当にすごい!と感動しました。そして、新米は新米なりに、頑張ればよいのだということも実感(先輩父母の皆さん、すみません…笑)。

それから、バザーでは、子どもたちの店もいくつか出店されていていました。

我が家の長男も大きな声で呼び込みをしていました。子どもたちの店も、早々に完売したらしく、あとは上級生と一緒に売上勘定。それ以来、長男はお金に強い関心を持った様子。

我が家では、「大人になって働かないと、お金はもらえないんだよ。そのために、子どもはいっぱい遊んで勉強するのが仕事」と常日頃、言って聞かせていたのですが、長男は、今回のバザーを通じて「子どもでもお金が稼げるのでは…」と思ったのか、自分で新聞を発行して販売し(1部50円)お金をもらおうという商売?を編み出し、せっせと新聞をつくりはじめました。たいてい買うのは、おばあちゃんですが…。

学童は、いろんな意味で、子どもをたくましく育ててくれますね…(笑)

キッズ指導員の温かい言葉

先日、学童クラブの帰りに小学校近くのお菓子屋さんに行くと、以前キッズクラブでお世話になった指導員(パート)の方にバッタリ会いました。

キッズ指導員「あらー!○○くん(長男)。元気?学童楽しい?」
長男「学童楽しいよ」
キッズ指導員「それはよかったね。またキッズにも遊びにきてね」

と、温かい言葉をかけていただきました。

実は、私はその指導員の方の名前を知らなかった(週に1回くらいしか来ていなかったと思う)のに、こちらの名前を覚えていてくださったことに、正直ビックリしましたが、キッズクラブも学童も指導員の方は、本当に子どもが好きで温かい方が多いな、と思います。

その意味で、キッズクラブから子どもたちが離れていく背景は、指導員の方の力量や情熱というよりも、毎日子どもも指導員も入れ替わりが多い(メンバーが不安定)という構造上の問題なのかな、という気がします。

キッズクラブの場合、参加する子どもが毎日違います(留守家庭児童のように固定の子どももいますが)。指導員は、それを子どもたちが受付で提出するカードで確認します。しかも、指導員自体が、正規指導員はほぼ1人で、あとはパートやボランティアの方が多いので、こちらもまた毎日違います。

また、子どもたちはいつでも自由に参加したり帰宅したりしてよいことになっているので、とにかく子どもの出入りが激しいわけです(大規模校はとくに)。夏休みなどは、200人近い参加者があるとのことで、そんなときは、指導員の方は出欠カードの確認にてんてこ舞いになってしまうようです。

私がかつて目にしたキッズクラブの指導員の方も、とにかく受付で子どもの出欠カードの確認、おやつの有無の確認に追われている姿が強く印象に残っています。一人一人の子どもの様子を見ているなんてとてもできない…という感じでした。

キッズクラブの指導員の方は、こんな状況をどのように感じていらっしゃるのでしょうか。子ども大好き!という方であればあるほど、運営に追われてしまう状況に悩みを抱えてしまったりしないのか…一度、お話を伺ってみたい気がします。

横浜市に公開質問!

前回の件について、「キッズクラブが留守家庭児童のニーズに合っているのかなどについて実態調査をしてほしい!」と横浜市に公開質問、というか要望をメールしてみました(以下)。

2週間以内に回答があるそうですが…どんな回答が返ってくるでしょうかね。


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 小学1年の子をもつ親です。現在、共働きをしております。

 入学当初、放課後キッズクラブにも留守家庭児童への対応がある(19時まで預かりなど)とのことで、キッズクラブに参加しておりました。

 しかし、入学後数ヶ月で、本人の「キッズクラブには行きたくない」との希望で、現在は学童クラブに入所し、お世話になっております。

 キッズクラブにも学童クラブにも、子どもの個性によってあうあわないはあるのでしょうが、私の周囲で共働きをされているご家族の話を聞くと、我が家と同様に、留守家庭にも関わらず1年生の途中から「キッズクラブには、行きたがらない」などの理由で、キッズクラブそのものに行かなくなった、または17時以降の利用を取りやめておられる方を少なからずみかけます(私の場合、学童クラブではそのような話はあまり聞きません)。

 市のホームページなどを拝見しますと、放課後キッズクラブは「すべての児童を視野に入れ、「遊びの場」と「生活の場」を兼ね備えた安全で快適な放課後の居場所づくり 」として取り組み、留守家庭児童も含めて「健全な育成を図ることを目的」としているとあります。

 しかし、正直申し上げまして、小学校1年生の段階から留守家庭児童がキッズクラブを離れるケースが少なくないうえ、帰宅した子どもたちの状況を聞くと、親が帰ってくるまで「一人でWii(テレビゲーム)をして待っている」「一人で寝ている」などといいます(また中には、「夏休みに一人で横浜駅まで買い物に出かけていた」という三年生の話も耳にしました)

 一年生が親が帰宅するまでの放課後の23時間を毎日一人で家で待つという状況は、子どもにとっても、親にとっても決して好もしいものではないのではないと思います。こうした状況を聞きますと、キッズクラブが留守家庭児童にとって「生活の場」として継続して通える居場所にはなりえていない、また「健全な育成を図ることを目的」としながら、実際はその目的にそぐわない状況になっているのではないかという印象を持たざるをえません。

 個々の子どもたちが、キッズクラブに通う選択をするかどうかは、各家族の判断、責任であるとの一面もあるとは思いますが、他面では、子どもたちが通い続けることのできない実態がキッズクラブにはあるのではないかとの疑念も払拭できません。

 まずは、市として留守家庭児童がどの程度系統的にキッズクラブを利用しているのか(年度始めと年度終わりでの登録児童数の変化、経常的な参加者数など)、途中でやめてしまう留守家庭児童がそのような選択をした理由などについて調査し、キッズクラブが学童クラブ的機能を本当に果たしているのか、留守家庭児童とその保護者のニーズに応えるものになっているのかについて、市として検証していただけないでしょうか。


止まらない「脱キッズ」?

つい先日、学校の授業参観があり、参観そっちのけで?立ち話…(先生ごめんなさい、でも校庭だから良いかなとつい…涙)。

話題はいろいろでしたが、立ち話したのがいずれも共働きママ友ということで、放課後のことも話題に。でも、話を聞くとキッズクラブに通っているご家庭はどこも苦労しているんだな…というのが率直な印象でした(涙)

Aちゃんのお家は、やはりキッズに行きたがらず。一時は原因不明の、帰宅後に布団に潜り込んで出てこない事件もあったりして苦労されたそうな。

いまは、週2回祖父母に家に来てもらうようにして、一回は近所の習い事に通わせて、残りの2回はだましだましキッズに行かせているそう。

同じ保育園に通っていたBくん宅は、一緒に遊んでいたお友達が、家の都合で17時以降利用しなくなったことをきっかけに、「友達がいなくてつまらない」とキッズに行き渋り始めたそうな。といっても、特効薬もなく、無理無理行かせている状態だそう。

同じ保育園に通っていたCちゃんは、去年の夏明けくらいから17時以降のキッズは利用せず、夕方お友達と一緒に帰宅し、お母さんの携帯に帰宅したことを告げた後、家でしばらく一人で待っている(ゲームをやっているらしい)とか。

我が家はキッズクラブから離れてしまったので実情はわかりませんが、いったいキッズクラブの17時以降利用者(学童クラブ的機能といわれる時間帯)は、現在どの程度になっているのでしょうか?

というか、留守家庭児童が集まらないようでは、実質的にキッズクラブの「学童クラブ的機能がある」という看板は、すっかり破綻しているように見受けられるのですが、その辺りの実態、原因をぜひ議会などで調査してほしいですね。

いずれにしても本来学童が必要なのにキッズクラブから離れてしまって、きちんとした居場所もなく、綱渡りをされているお友達やママ友の姿を見るにつけ、胸が痛みます。

1年生の後半で、この状態…みんな、2年生、3年生…とまだまだ先があるのに、これからどうするの(涙)?とても、人ごとには思えず(涙涙)。

みんな、学童にくれば良いのに!と、お勧めはしつつも、みんな「いまさら感」があるのか(気にしなくて良いのに!)、これもまた原因は要究明ですが(汗)

切ない(涙)!

そういえば、今年のお正月は夫の実家で過ごした我が家。

夫の実家の近所には、シングルマザーで4人の子ども(小4、小2、年長、年少)を育てる従兄弟も住んでいます。

年の瀬もせまったある日、私たちが外で遊んでいると、従兄弟の小学校4年生になる娘さんが「一緒に遊ぼう」とやってきました。

話を聞くと、母は仕事、他の兄弟は学童に保育園。昨年度で学童を卒所した彼女は、学校が終業してから、ほぼ毎日、一日中家でひとりぼっちで過ごしているようでした。児童館もあるけど、児童館には友達が来ないから行ってないそう。

夕方、一緒に遊んだ彼女を家に送っていったとき「どうせ、まだ誰も帰ってきてないから、また私一人なんだ…」と彼女がポツリ。「でも大丈夫」と気丈に振る舞いながら、真っ暗な家の中に入っていきました。

横浜の学童は自主運営という苦労がありつつも、裏を返せば入所基準から受け入れ学年まで自由に設定できるわけです(補助金が出るのは3年生までですが)。

でも、多くの自治体の学童(公立)は、入所は3年生まで。

「4年生以上は家で一人で待っていても大丈夫」という根拠は何なんでしょうか?中学生だって、多くは部活が受け皿になっているからいいものの、中学生だって家で一人でいても大丈夫なんていえないのでは?

コンビニにたまるな、公園にたまるな…という意見もありますが「必要とするすべての子どもの居場所を」「せめて必要とするすべての小学生に学童を」と思う出来事でした。

入学説明会で

来月ひらかれる長男の小学校の入学説明会で、長男が通う学童の説明&案内をすることになりました☆

それが決まった日の帰り道、チャリンコをこぎながら長男に「今度、小学校の説明会で学童の話するんだよ〜」というと、

長男「セツメイカイって何?」
私「(セツメイカイの説明)」
長男「え!?新しく学童に来たいっていう子がいるの??」
私「まだわからないけど、学童に来たいっていう子が来るといいなって思って、学童の楽しいこととか良いこととか、新しい一年生にお知らせするんだよ」
長男「ふ〜ん」

と、不思議そうにしておりました(笑)それで、学童の説明をするときの参考にしようと思い、長男に質問。

私「学童は楽しい?」
長男「楽しいよっ!」
私「学童の何が楽しい??」
長男「夏休みに映画を見に行ったこと!!(即答)」

…だそうな。とかく理屈っぽく考えがちな親とは対照的に子どもは大変、単純な生き物なようで(笑)

この長男の感想も参考にしながら、新一年生の保護者の方に何と説明するか、先輩父母の方の経験も聞きつつ考えねば…と思っています。

学童父母だからこそ

横浜では、キッズクラブ設置に伴い、親子自らが学童クラブを離れてキッズクラブへ移行する動きが一部にあること、その背景について「親の考え方や望むものがいろいろであるから」というふうに、私は「親の共通認識」で書きました。

でもでもでも…、やっぱり子どもの放課後をめぐる問題を「親の考え方や望むもの」といった問題で片付けてはいけないと思います(というか、思い直しました)。

そうではなく、我が家がそうであったように、実際にキッズクラブ(全児童対象事業)を体験してみないと、それがどれだけ学童クラブとかけ離れたものであるか、普通はわからないはず。

キッズクラブに移行しようと考えている親のなかには、「きっと学童とそんなに変わらない」と思っている人も少なくないと思います。

東京都の世田谷区では数年前に「新BOP」という全児童対象事業を区が設置し、学童クラブ(ほとんどが区立)はそれと一体化され、「新BOP内学童クラブ」という形に移行したそうです(詳しくは世田谷区学童保育クラブ父母会・「世田谷区の学童保育は?新BOPの経過と課題」)。

もちろん設置する前にも反対の声は強くあったそうですが、実際に設置されてみて、親たちが見たものは…

留守家庭の子どももそうでない子どもも入り乱れた状況、職員も削減。子どもに目が行き届かない、親とのコミュニケーションも不足する…「学童クラブの子どもたちに対するケアーは低下し、学童クラブ独自の行事はほとんどできなくなりました」(「同上」)

世田谷の学童クラブの父母たちは、実際に、つらい体験を経て、自分たちが守ってほしい学童的機能を明確(下記)にし、その学童的機能が守られ&充実させられるように、区と何度も何度も交渉を重ね(今でも)、いくつかの要望を実現するに至っているそうです。

横浜でも、昨年「学童でよかったこと」をアンケートにして集め(我が家も書きました)、冊子にしたそうです。

キッズクラブが拡大していく(市は全小学校に設置する方向)ことをきっかけにして、横浜でも、学童とは何か、学童であることの意味は何かを、学童クラブを体験した親たちだからこそ、もっともっと話し合っていかないといけないと思う今日この頃です。

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私たちの考える「学童クラブ機能」 (世田谷区学童保育クラブ父母連絡会)

学童クラブは、子どもたちの「生活の場」です。特に理由がない限り「行かねばならない場所」です。来るはずの 子どもが来ない場合、指導員と親が連絡をとり、子どもたちの安全を確認します。行っても行かなくてもよい「遊び場」であるBOPでは、これは必ずしも必要がなく、行われません。 

学童クラブでは、子どもたちの心・身体の状態に継続的な目配りがされ、異変を早期に見つけ、指導員と親が連 絡をとりあって対応します。連絡帳がないBOPでは親からの連絡は困難ですし、継続的に接していないと日頃の変化もわかりません。 

学童クラブでは、子ども同士が互いに関わりながら成長します。一緒に遊ぶ点はBOPも同じですが、子どもたちの関わり合いを継続して見ている指導員により、『遊び』以外の、子どもの状況に適した対応もとられています。また、いじめ・けんか等に際して、適切な対応が可能です。子どもの状況をよく理解しないのでは、これは望めません。 

学童クラブがこのような機能を果たしてくれるからこそ、さまざまな問題が起こっている中、父母たちも安心して働くことができます。「少子化」対策、「子育てと仕事の両立」支援の上で、学童クラブは、なくてはならない事業です。働く女性を支え、男女共同参画社会を実現する上でも不可欠な事業です。 

学童クラブの機能は、「出欠確認(居場所確認)」「連絡帳による連絡」「補食の提供」など外形でとらえられる行為だけではありません。子どもひとりひとりの心身の状況、子ども同士の人間関係等に応じ、適切に働きかけつつ子どもたちの健全な成長を促す「保育」の機能は、学童クラブの機能の極めて大事な柱です。私たちは、こうした実質的な機能が希薄化しつつあることを心から憂慮しています。 

百人一首に挑戦!


学童で百人一首に挑戦中の長男。

「いっぱいカードとると、賞状もらえるんだって!!!」

と張り切っています。賞状は、係の上級生がつくってくれるのだとか。なので、我が家も押し入れの奥にしまい込んであった百人一首を引っ張りだしてきました。

学童では、毎年正月前後は百人一首に取り組む期間らしく、高学年ともなると、その百人一首大会は、大人顔負けのかなり激しい闘いになるそうです。

が、我が長男。「じゃあ、頑張って句を覚えないとね〜」と私がいうも、一句も覚えるようす(気)もなく、ひたすら坊主めくりにはまり、毎晩のように坊主めくり大会…(笑)

とはいえ、坊主めくりは、字の読めない次男も大人もみんなで楽しめて、なかなかいいですね。帰宅後に夕飯、お風呂、歯磨き…と慌ただしい共働き家庭にとって、ちょっとの時間でみんなで遊べるいい遊びをもってきてくれました。

親の共通認識

新年があけて、早10日あまり。子どもにも、いつもの学校&学童生活が戻ってきました。

学童でも、すでにバザーにむけた準備、新入生獲得にむけた準備など慌ただしくなりつつあります。今年第一回目の父母会も開かれました。

横浜の子どもの放課後をめぐっては、来年度から学校内に充実型はまっこ(預かり時間が19時まで)やキッズクラブが設置されることにともない、学童に在籍している子どもたち(父母)がそちらに移行する希望を持っているために存続が危ぶまれている学童クラブがチラホラある、との噂も耳にしました。

学童クラブの役割を積極的に受け止め、守っていこうという父母の動きがある一方で、はまっこやキッズクラブでもいいのでは?と「脱学童」する父母の動きもあるということでしょう。

もちろん、学童といえども保育の質は、各学童によって違うでしょうし、キッズクラブでも同じかも知れません。その意味で、学童かキッズクラブかという形式が大事ではないのかもしれません。

しかし、親である私たちが「どのような保育の質を求めるのか」「どのような場なら、親は安心して働けるのか」

ただ子どもを預かってくれさえすればいいのか、それとも子どもの成長や発達に応じた働きかけや集団作りをサポートする場を求めるのか。親同士の関係もしかり。

ここを軸に考えることが大事なのでは、と私は思います。我が家は明らかに後者を求めるわけですが、ここは親の間でも共通認識をつくっていくことが、案外難しいように感じています。

親が育ってきた環境も子ども観も、いまの生活実態もさまざま。また、「保育の質」というものは人と人との信頼関係や、つながり方、コミュニケーションの中身であり、数値化することが難しい、目に見えないものだからでしょうか。