今年の署名は

去る12月11日に横浜市議会の本会議にて、
今年の学童請願署名の採決が行われました。

結果は不採択(また!)。

請願の不採択に反対する答弁をおこなった
白井正子議員(日本共産党・港北区)の答弁を録画中継で見ました(録画中継

去年、不採択の反対にたった関美恵子議員(日本共産党)の答弁の中継もみましたが、
それと比べて大きな違いが‥!!

それは、他会派からのヤジがなくなった‥こと(笑)

去年は怒号のようなヤジヤジヤジ…に驚きましたが、
今年は不採択だったとはいえ、静かになった分マシでしょうか(‥レベル低い?)。

これも政権が変わって、というか、今までの政権に審判がくだされた影響でしょうか。
もうちょっと普通にならないと(人の話を静かに聞くって常識?)、
市民の声を聞かないと、選挙で見捨てられるゾ、と。

不採択とはいえ、これが学童予算増額の力になっていることは間違いないので、
これからも署名は頑張りたいですね。

それにしても、採択するって、そんなに大変なことなんでしょうか‥。

ある地域の学童連協では

「不採択というのは、もうすでに市として取り組んでいるので、
採択する必要はないという意味です」

というようなことを言う人もいると聞きましたが、
それはどうなんでしょう。

市ですでにやっていることなら、そもそも署名なんか集めなくていいはず‥。
署名をやるからには、きちんと採択してもらえるようにしたいですね。

学童「保育」

先日、学童の懇談会がありました。

いつものことながら、
子どもたち一人一人の成長を見守る先生の視点が
あたたかく、鋭いなぁと。

子どもたちが通っていた(る)保育園のベテランの先生に聞く
子どもの成長の様子もとても参考になり、ありがたかったですが、
学童の先生の目線も本当にありがたい。

親としては、子どものダメなところにやっぱり目がいきがち‥(笑)

「学童でこんなことができるようになりましたよ」
「みんなのなかで、こんなふうに関わっていますよ」

とかとか‥毎日毎日、みていてくれる先生だからこその言葉。
これこそ、学童「保育」です。
ただ、子どもが預かってもらえればいいという、学童「保管」ではありません。

夫婦喧嘩

学童とは直接関係ありませんが、未来の学童児の我が家の次男(5歳)の話。

先日、私たち夫婦が、恥ずかしながら、朝から夫婦喧嘩をしていたのですが‥

私「さっき、お父さんとお母さんが喧嘩してたのわかった??」
次男「そりゃ、わかるよ」
私「どう思った?」
次男「ん〜、まぁまぁ(落ち着いて)って思った
   で、仲直りできたの?」
私「あ、はい‥」
次男「早!」

‥5歳とは思えない落ち着きぶり。
親のほうがもっと落ち着かなくてはいけません(笑)

子どものお小遣い

学童でも、時々話題になる「子どものお小遣い」。

そもそも、お小遣いを「あげる」「あげない」から
実際に、それをどうやるのかまで、様々。

「子どものお小遣い」が話題になるのは、
子どもが欲しいものと大人が与えられる(与えてもいいと思う)ものとの
バランスが難しいからなんでしょうか。

子どもの欲しがるものを我慢させすぎず(他の子との関係もあるしね)
かといって、過度に与えすぎず‥

なおかつ、子どもにお金の大事さを実感しながら、
管理す力を身につけさせてほしい‥

まぁ、大人だって衝動買いがあるのですから、
子どもにだけ「お金を管理する力」を求めるのも勝手な話なんですが(笑)

ちなみに、我が家は「お小遣いをあげる派」でが、試行錯誤がありました。

小学校入学当初は、「お小遣いをあげない」で
必要なときに相談して買うというやり方をとっていました。

でも、お正月に夫の兄が

「お年玉もらうと、母さんが必ず『勉強に使うものだけ買っていい』っていうのが、
本当にイヤだったなぁ。なんで、自分のお金なのに自由に使えないのよって」

と言っているのを聞いて、
たしかに、いつも大人に相談するやり方だと、
大人の経験や判断ばかりが先立って、
子どもが自由に選ぶチャンスも失敗するチャンスもないなぁ‥と思い直し、
「お小遣いをあげる」ことにしてみました。

それで、毎月お小遣いを現金で500円づつあげることにしましたが、
いきなり、これが失敗。

なぜなら、あげたその日に全部使ってしまう事件が
2ヶ月連続で発生‥(汗)

それで、お小遣いを現金ではなく、
「お母さん銀行」に預けているという形で支給することに変更。

500円以内で自由に欲しいものを買いますが、
事前に「お母さん銀行」に相談があるので、
それなら、こういう風に買ったらいいんじゃないかとか、
こっちのほうが安いとか、
もう少し貯めないと買えないとか、
アドバイスができるようになりました。

お小遣い帳を通帳代わりにして。

好きなものを買うにしても、実際に買う前に、
ワンクッション(冷却時間を)おくことで、
「これ欲しかったけど、やっぱりこっちにした」とか
より計画的に使うようになりました。

「いまお小遣いの残りは、○○円だから‥」
「先月の残りが12円あったはず!」

まるで主婦‥笑。

ちなみに、おもちゃも原則、お小遣いの範囲!です。

男心

最近、学童で宿題をやってこなくなって長男。

私「今日学童で宿題やった?」
長男「やった‥」
私「すごいじゃん」
長男「あ、ウソ‥やってない(笑)」
私「ぷ。なんで、ウソつくのさ。ちなみに学童で宿題やる子もいるけど、
  他の子が宿題やってる間、何やってるの?」
長男「遊んでる‥」

そんなに宿題にカリカリこだわっているわけでもないですが、
宿題をやっている子の側で遊んでいるなんて、一緒にやればいいのに。

というわけで、先生に「最近、宿題やってこないんですよ」と言ってみたところ、
先生から長男に「宿題やろうよ」と声かけがされた様子。

その日の帰りは、長男は、相当、むくれておりました‥(笑)

長男「なんで先生にいうのさ!!」
私「だって、宿題やんないんだもん」
長男「ふんっっ!!!!」

帰宅後、夫に事情を話すと

夫「○○(長男)は学童で、めっちゃ頑張ってんねん。
  だから先生にチクられたから傷ついたんやろ」

‥なるほど、そういうこともあるのか。男心に鈍感な母です。

学童保育の民営化って?

東京に住む知り合いから、こんなメールが来ました。

「学童の民営化、とくに株式会社への委託についてどう思う?」

とのことでした。

この知人の住む地域で、保育園と児童館、学童を一体にした施設をつくって、
その運営を一括して民間委託しようという計画があるらしいのです。

学童の民営化‥といっても、そもそも横浜はすべて民設民営ですが‥(笑)

なので、「学童は公営と民営のどちらがいいか」といわれると困ってしまうのですが、
いずれにしても、子どもにふさわしい環境とスタッフ(育成も含めて)がいること、
保育の質を確保するためにスタッフの待遇や研修がきちんとなされること、
が大事なのかなぁと思ったり。

個人的には、利益目的になりがちな株式会社というのは、
不安かなという気もします。
とくに会社の経営次第で撤退などもあったり、不安定な要素が多い気がします。

私の近隣でも、株式会社がやっている保育園が2園ほど閉園。
育休明け保育をアテにしていたママさんたちから悲鳴が上がっていたりして。

公の施設を利用していても、経営者やスタッフがいきなり入れ替わる可能性があるし、
横浜の保育園民営化裁判では、それは子どもによくないって判決が出ましたけど、
学童でも同じじゃないかなという気がします。

学童育ちの私からすると、同じ先生がずっといる!ということは
すごく大事なことな気がします。

そう考えると、安定した運営というのも、大事な気がします。

その点で、民設民営の横浜学童の努力は本当にすごい!と思いますし、
そうした父母や指導員の努力に任せっきりにしないで、
市が安定した運営のための保障にもっと乗り出してほしいなぁと思います。

そう考えると、やっぱり公営で、かつ父母の要望(6年生まで受け入れを、とか)にもっとこたえた学童というのが理想型なんでしょうか‥

みなさんは、どう思いますか??