いい学童つくろう

父母会の総会がありました。

いつもの父母会は、私が家で子守り&夫が出席するパターンが多いのですが
今回は総会ということで、
あと今年からちょっとした役員を引き受けることにもなったというのもあって
私の母に子守りを頼んで、夫婦で出席。

指導員の先生から
新一年生の様子、上級生たちの様子が報告されて
ほほえましく、また爆笑しながら聞いていました。

参加してよかったなと思ったのは、
やはり新1年生の父母の方の挨拶。

「テレビゲームが当たり前の今、子どもが上級生と一緒に
コマ回し、竹馬…昔遊びにふれながら成長していける場に出会えてよかった」

「保育園から同じ小学校に行く子が一人もいないなか、
学童のお友達が同じクラスだったりして、心強い思いで入学できました。」

「学校にあるキッズクラブに通わせている父母の方に話しを聞いたところ
キッズクラブでは指導員からの働きかけなどはないことを知り、
また職場の先輩父母の方に学童をすすめられたこともあり、
うちの子は学童!と決めていました」

「うちの子はすでに『学校は遊びの禁止事項が多くてつまらない』と、
学童にいくために、学校に行っています(笑)」

「既に入所している長男が、新しく入所する妹に
『学童は、いままでとは全然違うんだゾ!
 ○○先生は、怒るとめちゃめちゃ恐いんだ!!』
と入所の手ほどきをしている姿を見た」

(一同爆笑)

などなど…

一人一人の親が、いろんな思いをもって入所してきているんだなぁと、
一緒にいい学童をつくっていきたいな、と思える心温まる会合でした。

お迎えタイムの光景

新1年生が入り、学童の風景もちょっと変わった気がします。

というか、今年の新1年生の親御さんは、お迎えにこられても、
まるでずっと以前から学童に来ていたかのような馴染みっぷりです。
(例年を知らないので去年との比較とかできないのですが…)

先生と子どもの様子を話しこむお母さん(普通か…笑)はもちろん、
何より目に留まったのは、

「早く帰ろう」ともいわずに、
子どもたちと一緒にひとしきり遊ぶお父さん!

私なんかは、入所当初、お迎えにいったとき、何か用事でもなければ、
学童の中にまで入らず、玄関口で長男の支度が終わるのを待ちながら、
子どもたちの様子を眺めていたくらいでした。

バタバタ急いでいたりとか(車を路駐してたりするしね)、
先輩ママさんとどう関わっていいのやらとか(実は結構人見知り?)、
日誌をつける指導員の方を邪魔しちゃいけないとか、
子どもの遊びの邪魔をしないようにしようとか…

そんなことを思って、あまり中にまで入っていかなかった「奥手」でした。

でも、他の父母、祖父母の方が
フツーに学童の中にまで入って「自然体」で子どもを迎えにいく姿に、

やっぱ学童は「家」だなぁ、なんて思いながら
徐々に仲間入りさせてもらいました。

最近は、そんなことを振り返りながら、
今年の新1年生の親の、たくましさというか、リラックスぶりに
尊敬のまなざしを向けながら、お迎えにいっています(笑)

指導員さん奮闘中!

新年度、新学期が始まり、例年以上に多くの新入生を迎えた長男の学童。

毎日お迎えにいくと、

指導員の方は、日誌をつけながら、
新1年の親とのやり取り(1日の様子など)や
給食が始まってからの学校へのお迎え時間の確認などに追われて
と〜っても大忙しな様子。

残っていた新1年生がようやく帰ったかと思いきや、玄関口では

「あー!!靴が片方なくなってる〜!!!」

との叫び声が(笑)

指導員の先生もかけつけて、みんなで探しましたが、見つからず、
その子は学童の置き靴をはいて帰りました。

一方、再来週には父母会の総会もあるので、
先生は毎日のように父母会長さんと打ち合わせもしています。

今日は、長男の下校時刻をお知らせし忘れていたので、
まだ学童にいるかなぁ〜と思いつつ、20時前に学童に電話をしてみると、

「ハイ、学童です」

と、先生の声が…!!

「あ〜っ!!!本当におつかれさまです!!!!」

と、最近私もかなり仕事が忙しいのですが、
そんな自分の疲れも吹っ飛んだ瞬間でした(笑)

先生が、ちゃんとゆっくりできて、リフレッシュできる時間がもてるといいな、と思いました。

キックベースやりたい!


学童にお迎えにいったときのこと。長男と同じ学年(新2年)の男の子が、

「あ〜キックベースやりたいなぁ〜!!!!」

としみじみ言うので、

私が「やればいいじゃん〜。どこでやりたいの?学童??」

というと

「学校。でも、学校の校庭ではキックベール禁止なんだもん…」

とのこと。

えーーーっっつ!!!!!!

今の学校では、私たちが小学校時代に
あんなに燃えた(校庭の場所取り含めて)キックベースが禁止なの…(涙)

先日の神奈川学童連協主催の研究集会で、記念講演をされた
「あそびのNPOアフタフバーバン」の方が
子どもの遊び場、「安全」の名の下に、
子どもが他人と関わりながら試行錯誤する場がなくなっていることを
「告発」されていましたが、
まさかこんな身近でも!とショックを受けた瞬間でした。

…と思っているのもつかの間。

新学期に入り、長男の学校から配布された資料には、しっかり書かれていました。

「21年度 学校生活のきまり
 4、運動場や体育館の使い方(休み時間)」

「②ボールを蹴らない遊びをしましょう」

長男は2年になって6時間授業の日が1日できたのですが、
授業時間は増えるし、
休みは減るし、
校庭では自由に遊べないし…
本当に子どもが生きづらい世の中になってしまっているのだと悲しくなりました。

そんなグチをこぼす私に、長男は軽くアドバイス。

「校長先生に、お願いいたらいいんじゃな〜い?
6時間目なくしてください、校庭でボール蹴ってもいいことにしてくださいって」

本当だね。大人たちが、ちゃんと意見を言っていかないといけないね、と思いました。

小規模から標準へ!


毎月、学童で配られる「よこはま学童保育のなかま」(横浜学童保育連絡協議会発行)に注目記事が!

それは、藤棚台学童クラブ(西区)の話。

「『学童』じゃなきゃダメなんだ!いいよね。子供がいっぱいいてワクワクするね。
 〜小規模から新入所児童17名を迎えて標準となった藤棚台学童クラブ〜」

との見出し。

以前は標準規模学童(たしか1〜3年生までが20人以上)だったのに、
近隣にキッズやはまっこが次々と設置される中で、
そちらに児童が流れて小規模学童になるという事態に直面しながらも、
父母の努力で、今年度新1年生を17名も迎えて標準規模学童への復活をはたした

というニュースでした。

「それぞれの家庭がそれぞれの思いで『学童が大切なんだ』と思い、
 それぞれのできる範囲で行動してきたのだと思います」

とは父母会長さんの談。

キッズやはまっこができたところで起きている学童児の「流出」問題。

学童の在籍児童数によって補助金が決められるという横浜の学童にとって、
これは学童存続の問題と直結しています。

そこを、父母の力で突破した(これからも努力は続くのでしょうが)というニュースに
本当に励まされました☆

「やっぱり『学童』じゃなきゃダメなんだ」という父母や子どもたちが、
具体的にはどんなものか、それも詳しく知りたいと思いました。

新年度スタート

今日から、いよいよ新年度スタート。

次男の保育園は入園式のためお休み、夫も代休とのことで、長男も学童を休むかどうか悩みましたが…

「新1年が来るし、オレは学童に行く」

という、学童児らしいたくましさを発揮して、張り切って学童に行きました。

今年は例年以上の新入所があるようで、喜ばしいことですが、先週は指導員の方も受け入れ準備に忙しそうでした。

初日はいったいどんな感じだったんでしょうか?長男によると、

「新しく班分けをして、オレの班には新1年が3人。名前は言わねーけどっ」

とのこと。春休み、といってもあと2日しかないですが、みんなが早く馴染んでいくといいなと思いました。