署名活動

横浜の学童クラブでは、「子どもたちにいきいきとした放課後を」と題した署名活動を頑張っています(要請項目はこちら、ダウンロードはこちら)。年に1回集中的に取り組んで、例年35万筆ほどを集めて市議会に提出しています。

どの請願項目も、本当に実現してほしいと思うものばかり。今年は、11月21日現在で集められた署名は30万筆ほどだそうで()、例年並みに集めるためには、もう一踏ん張りです。

我が子の学童でも、署名係の方を中心に署名活動が展開され、一人150筆ほどの署名と街頭での署名活動に1回は参加することが割り当てられますが、それ以上集めている方も多く、頑張ってきました。

初めての署名活動に多くの父母がとまどいますが(たぶん)、でも先輩父母の丁寧な説明に励まされながら、ちょっとずつみんなで頑張っているようです。

実を言うと、正直、我が家も150筆という”宿題(?)”に夫婦で「マジ!!?そんなにやり遂げられるかな…」と不安&驚きでした。。

でも、時々に配布される学童の署名活動ニュースを読んで「ヤベ…!うちも真面目にやらないと(汗)」と喝(?)を入れられたり、街頭での署名活動で思いのほか集まったり…で、なんとかかんとか個人目標を達成しました!

一番嬉しかったのは、やっぱり小学校のママ友たちの協力。恐る恐るメールで、署名への協力をお願いしたら、みんな快く協力してくれて、本当にうれしかったです。

ただ悲しいことに、父母・指導員の情熱にも関わらず、いままでにこの署名が採択されたことはないそうです(涙)。市議会では例年、日本共産党だけが署名の採択に賛成し、他会派の反対で否決されてしまうそうな。

なぜでしょうか…、反対する方の意見、学童の実態をどの程度把握しているのかをきちんと知りたいところです。

でも、父母会の署名係さんの話によれば、「市議会で採択されたことはないですが、その後、署名にかかれた要望は徐々に取り入れられていっています(学童予算が増えるなど)。だから、採択・不採択に関わらず、この署名はとても意味あるものです。」とのこと。

あとは、この署名がその後、議会でどう議論されているか、ここにもきちんと注目していきたいです。チャンスがあれば、私も一度市議会に傍聴に行って、この目で確かめてきたいですね。

学童やめちゃうの?

子どもを学童に通わせている知人のBさん。

「うち、来年から学童はやめて”キッズ”に通わせようと思ってるんだ…」

とのこと。以前から、私にキッズクラブから学童に変えた経験について、いろいろ聞いてきてくれていたのは、そういう悩みがあったからだったんだなぁと思いました。

Bさんのお子さんが通っている小学校は、キッズの参加人数もあまり多すぎず、我が長男が通ってきた大規模キッズクラブのような問題はあまりなさそうだとのことでした(参加してみないとわからないけど…)。

Bさんが、キッズに変えようと考えている一番の理由は、「職場と学校と家が隣接しているのに、学童だけが遠くて迎えが大変」ということだそうでした。

「子どもの成長とか体験とか考えると、絶対学童がいいと思うんけど、正直学童までが遠くて…。”キッズ”から帰って、短時間だけど、一人で家で待っていてくれたら、正直”楽だなぁ”って思っちゃうんだよね」

「あと、学童のイベントもつらい」

とも話してくれました。たしかに、学童には「イベントを通じて、みんなで成長しよう」というような独特の雰囲気がありますから、それになじめなかったのかもしれません。

「学童での体験が、私の人格に大きな影響を及ぼしている」と痛感し、また「学童のような場所での体験が、これからの世の中で”生きる力”を育んでくれる」と感じている学童育ちっ子の私。

そして、我が子に対しても「小学生の貴重な時間を有意義なものにしてほしい」「少しくらい遠くても、できるだけ学童に通わせたい」と強く思っている私とは、考えに大きな違いがあるんだなぁと思いました。

学童の父母にもいろいろな考え、事情の方がいます。

「竹馬できたよ」

先日、長男の通う学童では秋のメインイベント?ドッジボール大会を終えました。ドッジボールが得意な子も、苦手な子も、みんな頑張ってました!

そして、これからの時期。

竹馬、ゴムだん、一輪車、こま、けん玉、なが縄など、いろんな遊びに挑戦して、できるようになると「名人」になれるという「目標を持って遊びを頑張るシーズン」になるようです。

目的は、うまくなるとか、他人と競争するとかではなくて、「真剣に、あきらめないで練習すること」。学年ごとに挑戦する種目は違い、また上級生が下級生に教えたり、「名人」の認定をしてくれるそうです。

でも、この「目標を持って遊びを頑張るシーズン」は、当初、長男にとっては「自由に遊べる時間が減った」という印象が強かったらしく、

おかぴ「今日は学童で何して遊んだの~?」
長男「今日は遊んでない!」
おかぴ「え、公園行ったんでしょ?」
長男「行ったよ。それで竹馬やった」
おかぴ「へー!竹馬で遊んだんだぁ~すごいね」
長男「竹馬は遊びじゃないの!練習なの(怒)!!」

とちょっと、不満そうでした(笑)。でも、それからしばらくしたある日。

おかぴ「最近、竹馬どうだーい?」
長男「できるようになったよ!10歩とか20歩とか歩けるようになった!!」

と、とっても嬉しそうに教えてくれました。きっと、最初は竹馬に上手く乗れなくて、面白くなかったんだけど、やっていくうちにできるようになって、楽しくなってきたんじゃないかなと思いました。

一人一人の子どもが友達と励ましあって、少しずつでもこういう達成感を感じられるような「目標を持って遊びを頑張るシーズン」、とっても素敵ですね。