賢い子どもたち

最近、仕事が遅くて学童への迎えが少ない私(妻)。
今日は最近の学童の様子などを夫にインタビュー。

——最近、長男を見て、どう思う?

夫「やっぱり、すごく成長したと思う」

——どういうところが?

夫「集団のなかでの自分の役割も身につけているし、
それを自分の自覚に基づいてしている。そういうことが身に付いてきたよね。
嫌々でも強制でもなく、のびのびとしながらも
必要な生活力を身につけている姿に感心するよ」

——今で言うところの「人間力」みたいな?

夫「そうそう。自分の個性を生かしながら
まわりとも共同して関わっていく力が身に付いてきている。」

——例えば、どんなときにそう感じる?

夫「最近、学童の帰りにお菓子をねだるときでも、
『夕飯後に食べるから』とか『このお菓子がなくなるまで買わないから』とか、
ちゃんと約束事を決めてねだってくるし、
実際に、約束を守っているし。自制心も育ってきているなと思う。」

——まわりとつきあうことって、自分の個性を抑えることが想定されがちだけど、そうじゃないところがすごいね。

夫「そうなんだよね」

——なんで、そういうふうになったんだろうね?

夫「一年生が入ってきたことが一番大きい刺激だとは思う。
お世話しないといけない立場になった。
しかも、一年生に『あれしよう、これしよう』と言わないといけない。
そのためにも相手を気持ちよく納得させるように、
何をどういうか考えないといけない立場になった」

——なるほどね。そのためには、自分がまずできないといけないもんね。

夫「そうそう。そういう自覚が芽生えてきているんじゃないのかね。」

——キャンプで話しをした6年生も、下級生の個性や成長をよくみていたっけ。

夫「そうだったね。『この班は言うこと聞かない1年生がいて、2年も大変だから班長さんは大変』『自分は班長じゃないけど、班長をサポートしないといけないんだ』etc…」

——学童は集団づくりのなかで、賢い子どもを育てていると思うよね。

夫「そう思う。先生の力と子どもの集団の力は偉大だね」

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夫から学童や子どもの様子を聞くのも、また楽し…。


インフルエンザで陥落か…

結局、長男は38.7℃まで高熱が出たものの、
翌朝には37.3℃まで解熱してしまい、
インフルエンザの検査ができないまま、回復してしまった長男。

頭痛、喉の痛みを訴えているので、
怪しくはあるのですが…。

学童のママ友から、学童児で3人くらいインフルエンザらしいとの噂を聞いて、
インフルエンザで学童が陥落か…!?
と戦々恐々のまま、週が明けました。

とりあえず、今日は学童は開所していましたが、
やはり学級閉鎖やインフルエンザでお休みしている学童児も複数名いるらしく、
インフルエンザが広がっているかな、という印象でした。

明日も開所予定ですが、
その先は検討中とのこと。

こういう病気は、広がるときは本当に一瞬。

「早くに閉所基準を話し合っておいてよかった」
と父母会長さんが話していました。

ついに新型インフル!?

今朝、長男が「ちょっと頭が痛い…」。

マジ…!!?

熱を測ってみると、37.7℃。

ちょうど前日に、学童児の通う小学校で
インフルエンザでの学級閉鎖があったことを聞いたばかり。

我が家にも、ついに新型インフルエンザ上陸か!?

と、急いで病院へ行ってみたのですが、
「38℃過ぎないと検査しても結果が出ないんだよね〜」とのことで、
とりあえず夏風邪扱いで、頓服だけもらってきました。

その報告を、と学童に電話すると、先生が
「え!!同じ小学校のHくんも、
今日38℃の発熱でお休みなんですよー!!!」
とのこと。

その情報に、戦々恐々としていると、
夜になって、長男の熱も38.7℃まで上がってきました…。

また、明日病院です。

どうなるのか!?

やればできる!

いつもは上級生にまじって、存在がみえにくい2年生。

でも、今日学童にお迎えにいったときは、
上級生が少なかったせいか、2年生が中心になって
1年生と一緒に遊んでいました。

1年生に指示を出しながらゴム弾で楽しむ女子。
ベーゴマしながら女子のゴム弾を邪魔して遊ぶ男子…笑。

でも、どちらも半年前にあった幼さがずいぶんとなくなって
たくましさ、自信、堂々とした感じをみせてくれていました。

ちょうど、帰りに一緒になった2年生のYちゃんのお母さんとも

私「Yちゃん、けん玉すごい頑張ってるよね。この前見せてくれたよ」
Yちゃんママ「本当〜!?家では全然見せてくれないんだけど…笑。
 でも、自転車の補助なしも乗れるようになって、最近自信つけてるみたい」
私「うちもようやく補助なしに乗れるようになったよ。
 学童のベーゴマも上達して、嬉しいみたい」
Yちゃんママ「こうやって、少しずつ成長してくんだね」

と同じ2年生の成長を喜びあい、確かめ合いました。

思えば、以前はちょっと困難があると、
すぐにへこたれたり、不機嫌になったりしていたのに、
最近は明るく前向きに挑戦してみようという粘り強さが
感じられるようになった気がします。

「やればできる!」

そんな自信をつけはじめているのかもしれません。


一体的または連携は…

新聞で、厚生労働省・社会保障審議会の少子化対策特別部会が
「放課後児童クラブ(学童)」を議論しているという記事を発見。

同部会では、いわゆる留守家庭児童対象の放課後児童クラブ(学童)と、
全児童を対象とした「放課後子ども教室」との関係性についても
話し合いが行われたようです。

この両者の関係は、私の体験からも関心事なので、
審議会の内容などをホームページでチェック。

みると、7月にも同テーマで議論が行われ、
なんと全国連協の方も資料を提出されていたようでした。

ちなみに、9月2日にひらかれた同部会では、
学童と全児童対象事業の「一体的または連携」を行っている施設
129カ所へ現地調査の結果も報告されていました。

学童と全児童対象事業の「一体的または連携」を行っている施設への調査結果で印象的だったのは、

●留守家庭児童への特別の配慮がされている施設はほとんどなかったこと
●留守家庭児童への独自の声かけ、状況把握をする担当者がおらず、またそうしたことをすることが現実的に難しそうだったこと

etc…です。

また、同部会の委員である三鷹市長からの意見提出がありましたが、
ここにも同様の趣旨が書かれていました。

こうした点は、我が家の体験による実感とも一致します。

こうした実態とふまえた答申を発表し、
それをふまえた対応が、なされることを願います。

先生に感謝!感謝!

あっという間に夏休みも終了…

いよいよ学校が始まりました。

今年の夏は、親のほうが忙しくて、ゆっくり休みが取れずに
ほとんど毎日学童に行っていた長男。

でも、行きたくないという日がないどころか、
毎日の生活や節々のイベントに心トキメカせながら
元気に通いきってくれました。

映画鑑賞、食事づくり、遠足、プール、陶芸教室、工作etc…

子どもたちを飽きさせることなく、
メリハリある生活をさせてくれた学童の先生に感謝!感謝!
です。