親の共通認識

新年があけて、早10日あまり。子どもにも、いつもの学校&学童生活が戻ってきました。

学童でも、すでにバザーにむけた準備、新入生獲得にむけた準備など慌ただしくなりつつあります。今年第一回目の父母会も開かれました。

横浜の子どもの放課後をめぐっては、来年度から学校内に充実型はまっこ(預かり時間が19時まで)やキッズクラブが設置されることにともない、学童に在籍している子どもたち(父母)がそちらに移行する希望を持っているために存続が危ぶまれている学童クラブがチラホラある、との噂も耳にしました。

学童クラブの役割を積極的に受け止め、守っていこうという父母の動きがある一方で、はまっこやキッズクラブでもいいのでは?と「脱学童」する父母の動きもあるということでしょう。

もちろん、学童といえども保育の質は、各学童によって違うでしょうし、キッズクラブでも同じかも知れません。その意味で、学童かキッズクラブかという形式が大事ではないのかもしれません。

しかし、親である私たちが「どのような保育の質を求めるのか」「どのような場なら、親は安心して働けるのか」

ただ子どもを預かってくれさえすればいいのか、それとも子どもの成長や発達に応じた働きかけや集団作りをサポートする場を求めるのか。親同士の関係もしかり。

ここを軸に考えることが大事なのでは、と私は思います。我が家は明らかに後者を求めるわけですが、ここは親の間でも共通認識をつくっていくことが、案外難しいように感じています。

親が育ってきた環境も子ども観も、いまの生活実態もさまざま。また、「保育の質」というものは人と人との信頼関係や、つながり方、コミュニケーションの中身であり、数値化することが難しい、目に見えないものだからでしょうか。

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