新型インフルエンザ対応

5月22日に、厚生労働省が新型インフルエンザへの対応について
「患者が少数の地域」と「患者が増加中の地域」の2地域に区分した
新しい指針を発表したそうです()。

学校や保育園の対応も変わるみたいで、
患者が増加中の地域では
通常のインフルエンザ対応(患者が発生したら学級閉鎖、等)で、
患者が少ない地域は市町村、都道府県レベルで休業を要請するとのこと。

患者が少ないと休校で、患者が多いと学級閉鎖…って、
理解できるようなできないような。

だって普通、患者が多い地域のほうが厳しい対応がとられるのでは、
と思うのは私だけでしょうか…?笑。

と、まぁ、それはともかく。

横浜でも感染が広がりそうな予感のなか、長男の通う学童でも
「新型インフルエンザで学校が休校になったらどうする?」
対応が話し合われています。

横浜の学童は、市立ではなく「市の補助事業=民営」なので、
基本的に、閉鎖するかどうかの対応は、各施設の判断にまかされるそうです。

父母の間では「学校が休校になって学童も閉鎖されたら困る」
「職場に連れて行くしかない!」「休めたとしても、有給を消化するだけ」
という声がたくさん聞かれます。

我が家も「数日ならともかく、1週間とか2週間とか休みになったら…」
戦々恐々としています(汗)

一方、「本人が発症してなくても、学級閉鎖になった児童は受け入れる?」
「家族が感染の可能性がある児童は?」「海外や関西にいった児童は?」etc…

「仕事は休めないが、感染したくない&広げたくない」というジレンマ。

学童では、そんな実情とジレンマを話し合いつつ、
いまのところ学校が休校する程度?では開所する、という方向です。

ただ、どのレベルになったら閉鎖または登所禁止・自粛にすべきかは、
全体の意見をよく聞いて、判断基準を検討するようです。

他の学童の様子を聞いても、
「休校=閉鎖」という学童もあれば、
「開所をのぞむ親が多く、休校になっても開所する」学童もあり、
対応はそれぞれ違いますが、
それぞれ手探り、悩みつつというところでしょうか。

ちなみにCNNで、こんなニュースを見つけました↓↓↓

たしかに日本でも、
休校した高校の生徒がカラオケボックスに殺到している、
なんていうニュースもありましたね。

<新型インフルで「休校は最良の措置ではない」とCDC研究者(5/20CNN)>

 新型インフルエンザ(H1N1型)の感染拡大を受けてニューヨーク市などで休校が相次ぐ中、米疾病対策センター(CDC)の研究者が19日、「休校は感染拡大を予防するための最良の措置ではない」と述べた。インフルエンザのようなウイルスによる感染症は、どこででも感染リスクがあり、最良なのはワクチン接種だとしている。

 CDC公衆衛生プログラム担当のアン・シュシャット博士は、休校期間を長くとったとしても感染拡大を食い止められる保証はなく、子供たちはどこででも新型インフルエンザのウイルスにさらされていると指摘。ワクチンが最良だと述べている。

 また、休校といった措置は地域的な対応が必要だと強調。感染者は症状が出る前にすでにウイルスを周囲に広めており、インフルエンザ様の症状がある場合は外出せずに自宅にとどまることが大切で、一律的な休校ではなく、欠席する生徒や教職員が多く学校として機能しない場合の休校が感染拡大防止に有効だとしている。

 さらに、季節性インフルエンザによる子供の死者は毎年50─100人に達するとして、保護者に季節性インフルエンザに対応するワクチン接種の重要性を訴えている。

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