「学童にくればいいのに」

最近、心なしか荒れ気味の長男。妙にイラついていたり、わがままを言ってみたり…さほど気にしていなかったのですが、今日本音がポロリ。

「俺なんか、いっつも一人で学童に行ってるんだゼ!ふんっ(涙涙涙)」

弟の保育園でのお遊戯発表会や遠足が、今年は平日に行われるために長男が参加できないことに文句を言っていたときの一言。

「あ!これだったのか!!」

と思い、ハッとしました。寂しくなって、思わずこぼれた一言でした。

長男の小学校は大規模校にも関わらず、小学校区に学童はなく、保育園時代の友達5〜6名ほどと一緒に入学と同時にキッズクラブに入り、長男だけが学童に移った経過があります。

その保育園時代の友達が、いまもキッズに行っているかというと、2人はキッズには行かなくなっている、4人は行っても一人で帰っていい時間まで。いまだに17時以降も利用している子は、Aくん1人だけです。

長男は「学童は大好き!(キッズは絶対行かないっ)」と言い、毎日楽しそうに通う姿に安心していた矢先。「学年で学童に行っているのは僕一人だけ」ということに、いつも寂しさを感じているのだ…と、思い知らされ、親としてはショックでした。

長男は「みんな学童にくればいいのに」「学童のほうが、ずっとずっと楽しいのにさ」とも、もらしていました。

たしかに先日の、横浜市の回答によると、キッズクラブは年間を通じて登録児童総数は増加しているが17時以降(留守家庭児童の利用)の登録数は半減している、とのこと。長男の思いにも、根拠があります。

この日の晩は、Aくんを長男が、Aくんのお母さんを私が学童に誘うという約束をして寝ました。

それにしても、そもそも小学校低学年の留守家庭児童が、入学当初から「学童かキッズクラブか」の選択を迫られる必要はあるのでしょうか。

私たち親子の悩みはつきません。

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