東京・板橋区の新あいキッズで

先日、フェイスブックを見ていたら、
次のような書き込みが目に飛び込んできました。
 
東京・板橋区で「学童にかわるもの」として
この4月からはじめられた「新あいキッズ」(全児童対象事業)の様子について、
保護者の方からの書き込みです。
 
ご本人の了解をえて、転載します。
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2014/4/1 
 
 新あいキッズ初日。心配だったので16時に迎えにいく。
 今日は45人の子どもに、おとなが8人。男性が多いのと、全体的に年齢が若く、正直言って親としてはかなり不安。子育て経験者がいないのではないかと思わされた。男性が多く、場を力で支配しようという感じもあり、ていねいな研修が必要だと思った。
 おそらく大学生だろうバイトの女子学生がいて、子どもたちが桜の花びらを投げていた。それは子どもにとっては「友だち」になろうのサイン。それに対して、大人として嫌がっていたので、その場で保育指導をした次第w。子どもは残酷でかわいいだけじゃない。しかし、誰か一人でもいいから、その子の居場所になってねと伝える。
 全体的に子どもの名前をスタッフは覚える気がない感じでそれも気になった。
 児童館でポケモンを1時間みたという。どこでもそうなのかなあ…。
 正直言って、請け負い業者の研修が必要だと思った。保護者として問題点を鋭く指摘して萎縮させるのではなく、ていねいに対話していきたい。
 しかし、かなり事態は深刻と見た。
 
2014/4/3
 
 小1の壁に直面しているところ。
 次男の学童をどうしようか、いまから心配になっています。‥安心して預けて働くといことがこの時点であたりまえではまったくないこと、ひるがえって、それまではあたりまえだったことを痛感しています。
 この瞬間、子どもは何をしているのかという心配が頭から抜けません。
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  「ボランティアの学生ばかり」「名前も覚えてもらえない」など、
長男が小1のとき、キッズクラブに通っていたときの様子と同じで驚きました。
 
 そして、子どものことが気になって安心して働けない気持ちも、痛いほどわかります。

「新あいキッズ」は、その後、父母の方が行政と交渉などされて、
少しは改善されたところもあるようですが、
子どもに遊びスペースを提供することと、
子どもの育ちをみる「保育」ではまったく違います。


子どもにとって人生の土台となる大事な小学生時代だからこそ、
親としては「質」のほうも大事にしたいです。

 

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