迷子を「大冒険」に唖然

先日、横浜市議さんとの懇談会があり、
区内の学童の保護者、指導員といっしょに参加しました。

指導員や保護者から実情を訴えました。

学童の補助金が児童20名以上と未満で200万近い差があり、
指導員の配置人数も20名未満は1人で、20名以上は2人など
児童1人の違いで運営に雲泥の差が出てしまうことなど…

議員さんの中には
「横浜市は放課後対策をはまっこ、キッズ、学童の3事業の柱ですすめてきたが、
それを見直す時期に来ているのではないか」
「少ない予算をどう分け合うか難しい」との発言もありました。

そもそも、開港記念イベントで大借金をつくっておいて、
「放課後対策にかけるお金がない」といわれても
納得いかないですが、
いずれにしても、今後どうするか知恵の出しどころ。

そのなかで学童のつくってきたもの、学童父母の力がカギを握っている気がしました。

ただ、ビックリしたのが、自民党議員の発言。
我が家の長男が、児童の出入りの激しいキッズクラブに落ち着かず、
勝手に帰宅して迷子になってしまった事件の話をすると、

「すごい大冒険をしたじゃないですか!お子さんを褒めてあげましたか?!」

「19歳になるうちの子どもは、先日京都まで一人で自転車旅行してきましたよ」
(←聞いてない)



保護者はもちろん、小学校の先生、
キッズクラブ、学童をはじめ放課後事業に関わる人たちが、
児童の安全確保にどれだけの神経と苦労をかけているか知っているのでしょうか??

こういう子どもの安全に無関心な人が議員で、
学童政策に関わっていること自体、どうかしています。

逆に言うと、こういう人が議員でいるような状況だから、
放課後事業対策の予算も増えないんじゃないかと、憤慨してしまいました。

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